【やっぱり時計】世代トップの好メンバーが集結した。
ヒヤシンスS回避が引っ掛かるが、本命は
リッキーマジック、前走の記録に従う。東京1600ダートで新馬勝ち。36秒6という上りに才能がチラチラ。二戦目は1000m通過・59秒0-1200m通過・1分11秒5-1400m通過は1分24秒0という、タフなHペースを、2番枠の内で砂を被っても平気。直線の
ギアチェンジも実にスムーズ、1分36秒9は同日の古馬3勝クラスと0秒7差の快時計だった。回避明けになるが、4月13日から時計を出しはじめ約1カ月。調教タイムは元々地味目、しかし中身はしっかりできている。
逆転候補は絶好調
ペイシャエス。二走前の
伏竜S・1分52秒2は古馬3勝クラスに近く、0秒1差の3着。自己条件の1勝クラス突破は見えていたが、走破タイムはほぼ同じでも、二着とは0秒8差。競馬の質を一気に引き上げた。東京マイルに勝ち鞍はあるが、当時と今とでは勢いは雲泥の差。中間坂路でビッシリ2本追えた。
ヴァルツァーシャルは、二走前本命と同じレースの3着馬。成長期間を設け、続戦の前走は1分35秒7に時計を更新し楽勝をはたした。
ホウオウルーレットは
伏竜Sは不可解な5着失速。ムラを解消するため馬具を工夫してくる。同4着の
オディロン、二連勝中の
ハセドン、ウラヤなど、上位は紙一重の近差。