【成長急】3歳馬
アンクロワは今が成長期。祖母は
バレークイーン、
ディープインパクト産駒の母は芝1800mで3勝。新馬戦は422キロでデビュー、造りは小振り。モマれることのないよう意識してゲートを出して行き、気持ちが落ち着いたところで好位に下げ、1000m通過・59秒8のミドルを内で我慢。直線入り口、ポッカリ開いたインに誘導。11秒7-11秒8-12秒0(3Fは35秒5)というレースラップを35秒2で内一気。数字以上に伸び脚は鋭く、坂上では手綱を緩める余裕があった。
ひいらぎ賞は3着、
アネモネSは4着。体力不足でクラシックは逃したが、中間南Wで6F追いを3本消化。「これまでで一番の状態」という陣営のコメント通り、東京コースにも耐えうるデキにワン
ランクアップした。
第一本線は
ブルメンダール。ダート短距離を使ったり、番組選択を工夫しているが、東京は[0210]。少し引っ掛かったが、前走の2着通り7Fの流れが一番折り合いやすい。割って入れば
セッカチケーン。前走時計は1分21秒7、堂々古馬と好勝負に持ち込める。ムラはあるが
コスモノートは上り33秒5で、前走対抗の
ブルメンダールに0秒1差に迫った。1Fが微妙に長いが、
ホウオウノーサイドの粘り込み。
ブランデーロック、
アランデルを連穴に一考。