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パワー重視】金曜日までは雨。9月の中山は少し湿った
パワー馬場で幕があけそうだ。中心は札幌の洋芝1500mを快勝してきた
ドンデンガエシ。前走は稍重、前半1000mは59秒9という息の入りにくいHラップ。出遅れや道中狭い内に入るなど細かなロスはあったが、最後0秒1差に競り落とした。1分31秒6は、馬場の回復した9Rの
クローバー賞(良馬場)と同タイム。配合的に坂越えの中山マイルもグイとひと伸びできる。
強敵は
ラパンラピッドの決め手。
ダイワメジャー産駒の母は芝1200-1600mで4勝。母の兄
グランシルクは京王杯AHなど5勝。本馬の父は
ルーラーシップ、胸前の発達した肉感のあるマイラー体型、素直そうな目元をしている。
初陣はスタート後4Fめに14秒4という遅いラップが現れ1000m通過は66秒8の超スロー。上り3Fのレースラップは12秒7-12秒0-11秒9(36秒6)。正味2Fの上り勝負となったが、自身の上りは36秒1。通過順から逆算するとラスト2F連続して11秒台の加速ラップをマーク。ジレったいように見えて、実は速い脚を使っていた。緩々だった初戦より体も締まり反応もアップしている。
一角崩しは
シルヴァーゴースト。
ダリア賞はスタート、そして道中外にはじかれる不利を被ったが癇癪持ちには見えない。
未勝利馬ながら、
サクセスバラードはデビュー戦は1分35秒6の3着(稍重)。時計的には上位3頭と遜色ない。
ダート同様芝も道中置かれてしまうが、
シテイタイケツの意欲を連下におこう。