【波乱含み】ニシノカシミヤは乗り込み順調で推進力ある動きに好感。条件適性もうかがえ流れに乗って運べれば初戦勝ちが見込める。ハウゼもひと追い毎に力強さ出ており仕上がりも良好で好勝負十分。ハクサンモンチュも動き素軽く脚力も水準以上で争覇圏。ファルコンミノルも力発揮の態勢で上位の候補。マイネルサンテも気配良好で侮れず、タルマエロマエやシュネーガッツなどにも注意を払いたい。

【理にかなっている】ニシノカシミヤは480キロ前後のパワー牝馬。ディスクリートキャット×ゴールドアリュールという、中山9Fダート仕様の配合はもちろん。南Wで上り11秒台を連発、ダート馬の調教とすれば伸びもあり精度も高い。

　その調教タイムに準ずるのが、ゴールドシップ産駒のファルコンミノル。時計はやや地味目だが、ハウゼは坂路・南Wで隙のないタフな動きを披露。距離が微妙だがヘニーヒューズ産駒のマイネルサンテ。カワチャンフェイス、ハクサンモンチュ、タルマエロマエを連れてくると一気に高配当。

【順当】6ファルコンミノルは初戦向きの相がありそうで、条件的にも合うと判断。12ハクサンモンチュは乗り込み順調で、タイプ的に主導権が取れるとみて対抗に取る。7マイネルサンテも乗り込み順調で、しぶとさをいかせば上位まで。11グランリージェントは底力を秘めていそうで、距離微妙でも折り合いひとつで善戦が狙える。脚力を備えていそうな4シュネーガッツ、5ニシノカシミヤが連下の押さえ。

2歳新馬。ダート1800m戦。中山は日曜日も良馬場でいけそう。スピードではなくパワー勝負になるはず。▲タルマエロマエも良いのだが、筆頭には◎ファルコンミノルとする。相手に○ニシノカシミヤ。

迫力ある攻め馬の動きから12ハクサンモンチュが優勢。仕上がりは良好で素質は高い。次位は5ニシノカシミヤで完成度は高く能力は上位。