【研磨】
フロムダスクは大幅な上積みが期待できる。オカラOBSトレーニングセールで90万ドル。サイアーラインはメダグ
リアドーロだけに、基本的にはダートかなとも思うが、首、背中、臀部にメリハリがあり、後肢の送りもまずまず深い。
デビュー前の坂路調教では48秒8-36秒0-12秒7をマークしていた。いざ実戦、とりこぼしのないよう自らペースを構築。2着馬が時折並びかけてこようとするが、軽くいなし直線へ。上りラップの数字は11秒3-11秒4-12秒0ながら、追いかけてくればまた伸びる。1分10秒1は御世辞でも速いとはいえないけれど、稽古代わりで新馬勝ち。今回の15日の本追い切りは51秒5-36秒8-11秒9。全体時計は遅いが明らかに瞬発力系の加速ラップに進化しており、芝の高速決着も楽しみになってきた。
強敵は
トールキン。初陣は2着に敗れたが、二戦目は完勝。1分7秒9は同日の
フェニックス賞と0秒2差、翌日の古馬1勝クラスと0秒1差。中間坂路で3F・37秒台を連発、中山の坂を逃げ切るだけの体力がある。
割って入れば
ナックブレイブ。福島で新馬勝ち、札幌に転戦して
すずらん賞2着と、ハードローテをこなしてきた。前走の時計とレースレベルはOPにしては若干モノ足りないが、美浦帰厩後も南Wで長めをゆったり2本追い、好状態を維持している。
ウメムスビも、
フェニックス賞、小倉2歳Sなどすでに4戦しているが、坂路の動きは上々。
モンサンスヴニール、
バロットボックス、
レイカットスルー以下、連下は丁寧に。