【上位拮抗】リメイクは完成途上ながら素質は非凡。直前も鋭い動き目立ち初の千二でも巧く立ち回れば重賞初V見込める。リュウノユキナは地力上位で近走のレースぶりも安定しておりベテランの手腕にも期待。一昨年の勝ち馬ジャスティンは叩かれ良化しており巻き返し十分。オメガレインボーもスムーズなら台頭も。クロジシジョーも力をつけており、オーヴァーネクサスやエアアルマスなども侮れない。

【闘志に火が灯る】リュウノユキナの肉体、そして闘志に衰えなし。OP特別および交流重賞で計4勝をあげた実力派。小さな波もあり今年は[0410]と勝利まで手が届かないでいるが、コースや馬場を問うことなく、6Fダートの頂上決戦で勝ち負けを演じてきた。2021年1月の記録ながら、中山6FのジャニュアリーSを良馬場・1分9秒6、二着に1秒差の大楽勝歴があり、今回の最終追い切りは柴田善Jが跨り、南Wで6F・81秒2-65秒6-37秒3-11秒8をビッシリ。いつになく反応が良く、おぼろげだった闘志に火が灯った。

　強敵はジャスティン。本馬もOPおよび交流重賞はあわせて5勝。当コースの千葉Sを1分9秒7(後続に0秒6差)、カペラSは58キロを背負い1分9秒8で制覇。テンションが高くスタートで安めを売るなど、波乱の要素も抱えているが、59キロを背負いテンからビッシリ競り込まれた前走の室町Sは度外視していい。中間珍しく仕草は穏やか、坂路の動きも伸びやかさと闊達さがあり、斤量は57キロ。マーカンドJがスタートのロスを最小限にとどめれば首位も有望。

　まとめて負かせば3歳馬リメイク。3歳限定OPながら、7Fの昇竜S・端午Sを快勝。ユニコーンSは1Fが長く6着に終わったが、差はわずか0秒2。古馬と初手合わせとなったオーバルスプリントは、アクシデント明け。2着に終わったが、3着とは大差だった。叩いた上積みは大きく、6Fは脚がタマり、さらに切れが増す可能性あり。

　エアアルマスは室町Sを1分9秒1という快時計で快勝。6Fダートに新たな道を見出したが、ただコンディションがまったく異なる乾燥ダートで同じ芸当がきくのかは微妙。

　ハコダテブショウも、ながつきSを1分8秒4でレコ勝ちしたが、良馬場がどう出るか。クロジシジョーは大阪スポーツ杯を2着し、OPに目途を立てた。

　差し遅れキャラの◎オメガレインボーだが、1200mのほうがスローペースがないぶん馬券圏内に届きやすい。今回は行きたい馬が多くさらに展開が向くかも。

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【差し注意】逃げ先行タイプが揃ったメンバー構成なら1リュウノユキナが今回も好位付けから流れに乗れそう。13オメガレインボーは昨年3着の実績を含めて再度の好位差しに期待する。6リメイクは距離短縮がカギだがスタート五分なら上位がありそう。9クロジシジョーはここでも堅実に差を詰めてくるとみて連下に押さえる。7エアアルマスは短距離に転じた前走が好内容でフロック視は危険とみて連下にマーク。3ジャスティンは展開がカギだが、競らずに行けるようなら2年前の再現が考えられる。

※12/4時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　中山ダート1200mで行われるGIII戦。ダート1200mは芝スタートになっており、勢いがつけやすいコースで芝コースを走る長さが長い外枠が有利です。前が速くなりやすい分最後の坂で一気に入れ替わりもあり得るので注意です。

　本命視しているのは、カルネアサーダです。3連勝で重賞にコマを進めてきた子。特に2走前のレースを評価します。好スタートから隊列が決まったかと思いきや外からまくられて番手からの競馬になりましたがそこでカッとすることなく鞍上の指示を聞けていた点が好印象。3歳牝馬なので負担重量53キロも魅力。勢いに期待します。

※12/4時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　昨年2着のリュウノユキナから入る。その後も白星こそないが交流重賞で常に上位争い。ここも上位争いは必至だ。アティードの前走はスタート直後の落馬だが、その前の初風Sが優秀。人気が落ちるならしめたもの。

　オメガレインボーも白星から遠ざかっているが、ここ4戦とも掲示板。見限るにはまだ早い。カルネアサーダはイレ込みが減少して3連勝。芝もいけるが本領はダートだろう。道中の力みがなくなれば重賞でも。

※12/4時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　実績ある差し馬に注目したい一戦。「“JRA、かつオープンクラスのレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が5位以内”となった経験のない馬」は2018年以降[0-1-1-32]なので、過信禁物と見るべきでしょう。

　さらに「前走の着順が6着以下・競走中止だった馬」は2018年以降[1-0-1-30]。直近のパフォーマンスも素直に評価するべきだと思います。

　なお「父か母の父がエーピーインディ系種牡馬の馬」は2018年以降[0-0-0-9]、「父か母の父がストームキャット系種牡馬の馬」は2018年以降[0-0-0-10]でした。

　中心視したいのはオーヴァーネクサス・オメガレインボー・リュウノユキナあたり。いずれも特に不安要素が見当たりません。

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

　ダート短距離のオープンは1400mのほうが多数で、「直線に坂があるダート1200m」は特殊な部類に入る。他コースでの戦績は当てにし辛く、創設以降の14回で1番人気は1勝しかしていないように、人気通りには決まりにくい一戦。

1.差し追い込みも決まる

　過去10回で、4角3番手以内だった馬は[4-1-1-33]で複勝率15.4％なのに対し、4角10番手以下は[3-5-4-49]で複勝率19.7％と五分以上の成績。先行争いが激しくなる以上、自分のペースで立ち回れる先行馬は限られることから、結果的に差し馬の台頭が多くなる。

2.若い馬が活躍

　過去10回で、3歳馬は複勝率22.2％、4歳馬は複勝率25.0％、5歳馬は複勝率22.4％、6歳馬は複勝率15.8％、7歳以上は複勝率11.4％。

3.距離短縮組

　過去10回で、前走も1200mを走っていた馬は[4-5-4-76]で複勝率14.6％なのに対し、今回距離短縮となる馬は[6-5-6-51]で複勝率25.0％。

　ここはオーヴァーネクサスに期待。重賞も中山も初めてということで未知数な面はあるが、右回りのダートではこれまで8戦して7回馬券圏内、残りの1回は4着と崩れていないのは魅力。前走でオータムリーフSを勝ったように短距離の流れにも慣れてきており、大駆けがあっても驚けない。

　リメイクは中山が合いそうにないが、スピードと安定感では上位の印象。外目の枠を引ければ上位争い。オメガレインボーは距離不足だが、昨年のこのレースで3着しているように突っ込んでくるだけの能力はある。

　リュウノユキナは久々の中央で流れに対応できるかがカギとなりそう。7歳になり上積みまではどうか。以下、中山はいかにも合うクロジシジョー、揉まれたくないため枠順がカギとなるオーロラテソーロ、脚力だけ見れば抜けているエアアルマス。

【小波乱】オメガレインボーは対応力十分。潜在能力が高いリメイク。オーヴァーネクサスは力をつけている。

GIIIカペラS。ダート1200m戦。前走芝からは1頭。同距離110台もいるハイレベル戦。堅実なレースを続けている◎リュウノユキナ軸で行く。昨年もこのレースで2着118を出している。相手に平均値トップの2頭○オメガレインボーと▲リメイク。一発に☆ヤマトコウセイ。

JBCスプリント2着馬1リュウノユキナが中心。伸びシロは大きく得意の舞台なら期待できる。次位は6リメイクでスピード能力は高く距離短縮はプラス。▲は13オメガレインボーで叩いた効果は必至で侮れない。