※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
今年で69回を数える伝統の古馬中距離重賞。ハンデ戦ということもあってGIIにしては実績で劣る馬の挑戦が通用しやすい傾向にあり、ここ2年は
モズベッロ、
ショウリュウイクゾと格上挑戦の馬が勝利している。
1.フレッシュな馬
過去10年で明け4歳馬が7勝。全体で見ても[7-3-0-20]で連対率33.3%と優秀だ。また4歳馬ではなかった勝ち馬の中でも、18年の
パフォーマプロミス、昨年の
ショウリュウイクゾは重賞初挑戦での勝利だった。既に重賞でキャリアを積んでいるベテランより、若い馬やキャリアの少ないフレッシュな馬が活躍する。
2.重いハンデは苦戦傾向
過去10年で57kg以上のハンデを背負った馬は[1-0-1-15]で複勝率11.8%しかない。上の内容にも通じるが、斤量に恵まれた格下馬がしばしば穴を開けてきたレースで、逆に、重いハンデを背負う実績馬は苦戦傾向にある。
3.距離延長組はやや不振
コースが
リニューアルされた12年3月から21年12月までに行われた中京芝2200mの古馬混合戦の成績を前走距離別で見てみると、距離短縮組は複勝率26.4%、前走も2200m組は複勝率27.9%なのに対し、距離延長組は複勝率18.8%とやや不振。
ヨーホーレイクは昨年のクラシック2戦で好走は叶わなかったが、立ち回りがスムーズにいかなかった面もあり上位と壁があったわけではない。乗り込み量豊富で長期休養明けでも仕上がっており、いきなり勝ち負けを期待。
ステラヴェローチェは順当なら突き抜けるが、このレースに関しては同馬のような格上馬が負けてきた履歴があり全面的に信用はできない。また、前走がメイチであり今回の仕上がりも未知数。
クラヴェルはコース替わりプラス。近走は後ろからの立ち回りだが、自在に立ち回れるので大崩れは考えづらい。
フライライクバードは中京得意でマークは必要だが、現状で上3頭とは地力の差を感じる。以下、距離長いが展開は向きそうな
ショウナンバルディ、中京は合う
トラストケンシン。