【惜敗にピリオド】
クラヴァシュドールの勝機。阪神JF3着、
チューリップ賞2着、
桜花賞は4着。超一流の舞台で好戦してきたが、よく見れば1勝馬。迷路に入った時期もあったが、輸送が楽な関西圏、距離1600m、そして重馬場。ハンデ53キロという条件が加われば、渇望してきた勝ち星に手が届く。
強敵は
エアファンディタ。三走前の長岡Sからブリンカーを着用(2着)、続く
元町Sは11秒1-10秒7-11秒7(3Fは33秒5)というレースの上がりを、自身32秒8で一閃。追い風に帆を張り
キャピタルSへと東上したが、出遅れに加え、4角は不利を被る逆風。最後方から追い上げるという苦しい競馬になったが、レースは投げださなかった。クラス二度目、今度はホーム、55キロなら一変があっていい。
三番手は
ファルコニア。
小倉記念6着、
アンドロメダS4着で、10Fには限界があることが身に染みた。9Fでも最後の1Fで微妙にモタつく感じを思うと、マイル短縮に前進の余地と新味を残している。
惑星は
ダーリントンホール。二走前の富士Sのゴール前の脚はみどころいっぱい。GI・
マイルCSは7着に終わったが、中間の稽古を見ていると、GIIIマイルが展望できる馬に変貌している。操縦に癖はあるが、
トラインは
キャピタルS2着。馬体をひと絞り、一瞬の脚不気味。
アドマイヤビルゴが、マイルで冒険。
ベステンダンクの、あれよあれよの逃げ残りを連穴に警戒。