仁川Sは阪神改修でダート2000mができた翌年の2007年から現条件で設定された。07年と08年はハンデ戦、09年からしばらく別定戦となり2018年からハンデ戦に戻っている。ちょっと古いレースも入るがハンデ戦として行われた6回を見ると、それでも1番人気は強く[2-2-1-1]。唯一の馬券外も4着だ。ハンデは、5歳以上牡馬基準の56キロや57キロは全く問題なく、むしろ信頼度が高い。4歳馬や牝馬を合わせた当該斤量では[2-5-2-17]、単勝20倍未満馬限定なら[2-5-1-9]で複勝率47.1%、複回収率99%と安定している。
別定だった年も含めて位置取り別の成績を見ると、逃げはせず好位に構えた馬が強いという印象。ただだからといって内寄りの馬でないと勝負できないというわけでもない。
◎は
ダノンハーロック。4歳55キロ(5歳以上56キロ相当)で安定して前に行けるタイプ。2勝クラス時にこのコースも勝っている。前走は初の左回りだし中盤ラップが一回上がったのも響いたか。今回は勝ち切ると期待。