【恒星】
ディヴァインラヴは、天皇賞春を睨む、長丁場の牝馬の恒星。三走前の
タイランドCは、残り1000m11秒5-11秒6-11秒6-11秒4-11秒5。5F連続して11秒台のHラップを重ね、コースレコードに0秒1差の2分37秒9をマーク。二走前の木曽川Sも、残り6Fすべて11秒台のラップを叩き出し、鉄の心臓を二度にわたって数字として具現。福永Jを背に
菊花賞史を覆す牝馬の大駆けを、ワタクシも○の印を打ち応援させていただいた。なんて、結果は3着ながら、世代きってのGI級のステイヤーの素養ははっきりと目視。
松籟Sを勝ち、いざ春の天皇賞へ。
二の筆頭は
ベスビアナイト。中山2500mというコースは、
有馬記念でおなじみ。年によって、ペースや次期、芝コンディションによって走破タイムは軽く3-4秒違うことでも知られているが、二走前の
九十九里特別・2分31秒9は、
有馬記念より速く、
日経賞より2秒近く速かった。
オリオンSは距離2200m。しごいてしごいて、追いかけるのに手いっぱいだったが、3200mならひと伸びふた伸び。マラソンランナーとして名を知らしめるレースになるかもしれない。
三番手は
プリュムドール。阪神2200mの動かし方や、二走前の東京2400mの上り33秒4を見ると、3200mは面白い。
タイセイモナークは昨年の
松籟S2着馬、
シロニイは4着。
ダンディズムもステイヤーの素養あり。