※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
過去10年の
阪急杯勝ち馬で
高松宮記念に連戦した8頭のうち、4頭は本番でも連対した。本番と同距離(ここ2年に関しては同条件)で行われる
シルクロードSに劣らず、重要な前哨戦という位置付けにある。
1.前走重賞組が中心
過去10年で、前走がオープン特別・リステッドか条件戦だったという馬は[2-1-2-46]で複勝率9.8%。対して前走が重賞だった馬は[8-9-8-89]で複勝率21.9%。
2.今年初戦の馬に注目
過去10年で中9から24週だった馬は[4-3-5-28]で複勝率30.0%。対して、中4から8週の馬は[2-4-3-49]で複勝率15.5%、中3週以内の馬は[4-3-2-52]で複勝率14.8%。近年は間隔が空いている馬の好走率が高い。
3.前走後方待機組に妙味
データがない前走海外組を除き、過去10年で前走4角先頭だった馬は[1-0-0-9]で複勝回収率は14%。また、前走で4角5番手以内だった馬も[5-3-2-55]で複勝率15.4%、複勝回収率63%にとどまる。対して、前走4角7番手以下だった馬は[3-7-8-70]で複勝率20.5%、複勝回収率104%、10番手以下に絞っても[2-4-4-51]で、複勝率は16.4%だが複勝回収率は127%もある。妙味を考えれば前走後方待機組に分がある。
タイセイビジョンは20年の
アーリントンCを制して以来勝ち星から遠ざかっているが、前々走の
京阪杯で2着、前走の
阪神Cで4着と力のある所は見せている。前走と比較して相手関係が楽になるここなら勝ち負けまで期待できるだろう。
ミッキーブリランテは前走ダートで参考外。昨年の同レースで2着しているように条件替わりは大幅にプラスで変わり身があってもおかしくないだろう。
ダイアトニックは前走の
京都金杯で4着と立て直されてきた。元々地力は上位の存在であり、叩き2走目で前進は必至。
グレイイングリーンは昇級初戦という点がどうかだが、前走内容からして能力は重賞でも通用しそう。以下、叩き2走目の
グルーヴィット、長期休養明けどうかも末脚上位の
トゥラヴェスーラ。