11R

秋華賞

15:40発走 / 芝2000m (右 A) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 阪神 5日目 サラ系3歳 オープン       (国際) 牝(指) 馬齢 16頭
本賞金:11000,4400,2800,1700,1100万円
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ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

1

5

7

8

10

11

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

8

相手

1

5

7

10

11

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

7

相手

1

5

8

10

11

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【三冠一等星】スターズオンアースが、史上7頭目の牝馬三冠に挑む。祖母スタセリタはルメールJとのコンビで仏オークスを制覇、米国に遠征し合計6つのG1タイトルを手にした世界に名をとどろかせた名牝。加えて母の妹はオークスソウルスターリングという重厚感あふれる良血。ただ、ハミ受けやフォームを丁寧に矯正しつつ、桜花賞制覇は6戦目。近年のクラシックでは珍しく助走期間が長かったが、桜花賞はその経験値が混戦を断ち割る源となった。湿った馬場、内枠圧倒的有利のコース・コンディションを密集馬群で我慢。残り1F標識過ぎ馬群をこじ開け急加速、培ってきた精神力の高さとパワーで最後は力で捻じ伏せてみせた。

 オークスはミドルペースの桜花賞とは一変、前半1000m通過は60秒6のスロー。コースロスの大きな18番枠からの進発となったが、中団にとりつくまでのリズムはスムーズ。残り4F標識から11秒6というHラップが表れ、続く3Fのレースラップは11秒3-11秒7-11秒8(34秒8)。瞬発力を問われる典型的な上り勝負となったが、上り33秒7という最速の上りを駆使し後続を置き去り。着差は1馬身余りでも脚色は断然優勢、高速決着にも軽々と対応して見せた。骨折は軽度で済んだ。オークス時、少し細くなりかけていた首回りや身体は、一回り幅が出て頑丈さを増した。エリザベス女王杯など次走も想定し、わずかにオツリを残した造りなのだろう。一週前の追い切りは重心が高く、伸びひと息を心配したものの、最終追い切りは馬なりでビュン。南W上り3F・36秒9-11秒6で唸るように加速。鞍上のルメールJも仕上がりのよさと操縦性を再確認できた。

 対抗はナミュール。牝系の大本は快速で知られた桜花賞キョウエイマーチ、近親マルシュロレーヌのBCディスタフ制圧は記憶に新しい。本馬も東京マイルの赤松賞を上り33秒0で一閃、1分33秒8という走破タイムはGIII・アルテミスSより0秒2速かった。チューリップ賞の1分33秒2という走破タイムは過去十年で2位タイ。世代マイル戦線では突出した記録を叩き出している。体力不足のため成績に波があり、オークスも決して万全とはいえない造りでも、直線半ば一旦見せ場を作った。ひと夏を充電期間にあて、木曜日発表の体重はプラス30キロ。輸送で大幅に減る馬でもあり、ふたを開けたらアレという微増にとどまるかもしれないが、ナミュールは数字ではなくいかに腹回りからヨロのラインが巻き上がっていないか。歩様の力感と四肢の踏ん張りが大事。テレビカメラから大きく飛び出して映るようなら逆転の単も一考。

 スタニングローズフラワーC勝利を契機に確変、いざオークスアタック。勝ちに行ったぶん2着に惜敗したが、紫苑Sは14キロ増という余裕残しの造りで、内回りの阪神2000mを念頭に入れ先行勝ち。二週にわたり坂路1F・11秒9を連発、デキもピーク

 週中雨が続き、日曜日の空はたぶん曇天。もし重馬場、もしくは湿り気の残る特殊な馬場になれば、ストーリアを惑星に抜擢。目下3連勝中、しかしいずれも左回り。水気を含んだ馬場か稍重と、記録的根拠が説明し辛いタイプではあるが、二走前のカーネーションC・1分47秒0は、同日の古馬OP・メイSと0秒7差。前走の三面川特別も稍重条件下・ラスト1Fを11秒7で走破。最終追い切りは木曜日、しかも抽選待ちとあって表には出てこなかったが、坂路を駆け上がるグリップ力とパワー圧巻。内回りの5番枠、鞍上は松山J。あっと驚くイン強襲、単勝も少々。好天の

 時計勝負ならアートハウスも上位争い必至。オークスは果敢な先行策で勝機を探ったが、まだ背腰が尖り踏ん張りが利かない。ただ未完成な造りでも4着には入線を果たした。ひと夏越えたローズSは、体重数値に変化はないものの、四肢の可動域が大きくなり力強さを増している。ローズSは道中2コーナー、3コーナー手前で外から厳しいプレッシャーを受けたが、上り4Fを11秒台の連続ラップで抜け出すパワーを獲得。予定より力を使い疲れを心配したが、直前調教の動きや川田Jの表情など見ると持ち直しているだろう。ローズS3着のエグランタインも、バテることなく最後ジワリともうひと脚を使った。少し時計のかかる馬場になれば粘り込み十分。ウインエクレールの兄は香港G1を2勝、9-10F重賞を席巻したウインブライトステイゴールド産駒の兄ちゃんとは身体もタイプも違うが(笑)、二走前の稍重馬場でのスイートピーS完勝、そしてSTV杯の1分47秒7(2着)は、翌日のGIII・クイーンSより0秒1速く内容は濃い。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複フォーメーション
1着

9

2着

2

11

15

相手

2

7

8

10

11

15

16

15通り 各600円

須田鷹雄の見解

 秋華賞オークスからの直行組も、ローズS組も紫苑S組もそれぞれ絡んでくるので特定のローテに決め打って予想することができない。ただ、オークス掲示板レベルからの直行を選択した馬はさすがに一段上という印象で、さらにそれが勝ってきた馬となれば◎スターズオンアースに本命を打たざるをえないだろう。オークスで2着以下につけた着差を考えたら、ここは展開にかかわらず馬券圏内には確実に伸びてきてほしいところだ。

 問題は○以下。ヒモも堅くすると本当に堅い馬券になってしまう。秋華賞は前走惜敗組がそれなりに絡むレースなので、○サウンドビバーチェ、▲エグランタイン、☆ライラックというシルシを打ってみた。○▲は土曜の前売りを見る限りかなり人気がないが、○は前走の内容がそれなりによかったと思うし、▲も差しが届きやすい展開になればそれなりにチャンスはあると思う。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

7

9

10

16

12通り 各400円

3連単BOX

7

9

10

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

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高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

1

2

4

7

9

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

9

相手

1

2

4

7

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

13

相手

1

2

4

7

9

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【混戦模様】1番人気馬が苦戦続きだった印象がある今年の牝馬戦線。その中で横綱らしい結果を残したチューリップ賞の8ナミュールは印象的な存在。GI2戦は正直不完全燃焼で終わった印象もあり、この秋華賞にかける意気込みも強いはず。9スターズオンアースは勝つたびに凄みが増していってる印象。骨折手術明けということで評価を下げるが、春の実績からこれ以上落とせない。穴なら13エリカヴィータ。前走は距離長すぎで、フローラSの走りから一変は可能。

元騎手ならではの視点、展開重視 鈴木麻優の予想

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鈴木麻優

予想印
8ナミュール(2人気)
9スターズオンアース(1人気)

鈴木麻優の見解

※10/10時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 3歳牝馬クラシック最終戦。スターズオンアースが3冠なるか!? というところがおおきな注目ポイントになりそうですが、ひと夏を越してぐっと成長してくる子も出てくるでしょうから、追い切りの動きから成長を感じる子は積極的に狙っていきます。

 本命視しているのは、ナミュールです。前走のオークスでは馬場の悪いところを鋭い足で伸びてきて惜しくも3着。馬場のいいところを走ってきた勝ち馬には劣ったものの負けて強しの内容だったと思います。直線でふらふらしていたところやゲート難があるところからまだまだ幼く伸びしろは十分ですからひと夏を越した成長に期待します。

競馬記者の決断 鈴木正の予想

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鈴木正

鈴木正の見解

※10/10時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2冠馬スターズオンアースオークス後に骨折も、入厩後の調整は順調だ。混戦をねじ伏せた桜花賞、鋭い伸びを見せたオークスとも強い勝ちっぷり。3冠は成るとみた。アートハウスローズSを完勝して再び打倒スターズに名乗りを上げたが、スローで平凡なレース内容がどうか。同じことはスタニングローズにもいえる。スターズオンアースに待ったをかけるためには、さらにポテンシャルを引き出すことが重要。ナミュールはぶっつけがプラスと出そうな予感。

魅せるデータ力 伊吹雅也の予想

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伊吹雅也

伊吹雅也の見解

※10/10時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 オークスや今夏以降のレースにおけるパフォーマンスがポイント。「オークスにおいて5着以内となった経験がない、かつ“同年8月以降、かつJRA、かつ芝1700m超、かつ2勝クラス以上のレース”において1着となった経験がない馬」は2017年以降[0-0-1-57]でした。

 また「前走の着順が5着以下だった馬」は2017年以降[0-0-1-28]、「前走の4コーナー通過順が4番手以内、かつ父がディープインパクト以外の種牡馬だった馬」は2017年以降[0-0-0-23]。大敗直後の馬や先行力の高さを活かしたいタイプも強調できません。

 除外対象のピンハイを除くと、これらの条件を綺麗にクリアしているのはスターズオンアースナミュールの2頭だけ。いずれも素直に信頼して良さそうです。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
2ライラック(6人気)
11エグランタイン(11人気)
7スタニングローズ(3人気)
5ストーリア(9人気)
8ナミュール(2人気)
9スターズオンアース(1人気)
10アートハウス(4人気)

netkeiba編集部の見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 3歳牝馬路線の最終決戦。三冠のうちで唯一内回りコースで行われること、ひと夏を越して新勢力が台頭してくることから、春のオークスまでの序列が当てはまりにくい難解な一戦になる。

1.三冠で唯一の内回り決戦

 2歳時の阪神JF含め、桜花賞オークスと世代牝馬限定GIは直線が長く広いコースで行われていくが、秋華賞に関しては内回り。それまでの王道路線とは異なる適性が求められる。同じ内回り2000mで行われる紫苑S組や前走ローカル組が実績上位馬に詰め寄ったり、逆転することも珍しくない。

2.前走掲示板が最低条件

 過去10回で3着以内となった30頭の内、前走6着以下だったのは2頭のみ。そしてその2頭はいずれも3着止まりだった。17年2番人気で13着のファンディーナは前走6着、16年2番人気で4着のジュエラーは前走11着、14年2番人気で6着のレッドリヴェールは前走6着など、それ以前の活躍によって人気に推された馬も前走成績が悪いと苦戦する傾向。

3.末脚が要求される

 過去10回で3着以内に入った30頭中、16頭は4角7番手以下だった。阪神開催だった昨年に関しても、4角10番手だったファインルージュが2着に追い込んだ。直線の短い内回りコースであるからと言って前に行けば有利というわけではなく、むしろ差しがしばしば決まる。

 ライラックは前哨戦の紫苑Sで3着。上位2頭が先行して残っている中、後方から追い込んで詰め寄っており負けて強しの内容だった。今回は輸送がネックとなるが、条件そのものは合いそうなだけに人気薄ならば狙い目と見る。

 エグランタインは前走のローズSで3着に入り、近走の快進撃が本物であることを示した。小回り実績もあり今回も侮れない存在。スタニングローズは堅実に走る馬で、ここも好勝負に持ち込んできそう。ただし、紫苑Sより展開が向くとは思えない。

 ストーリアは底を見せていない馬。初の右回りがネックとなるが、地力は通用する。以下、骨折明けで過剰人気だが実績断然のスターズオンアース、外回り向きだが末脚上位のナミュール、前哨戦を勝って勢いがあるアートハウス

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

6

7

8

10

11

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

10

相手

6

7

8

11

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

6

相手

7

8

10

11

16

30通り 各100円

小林誠の見解

【実績信頼】骨折明けとはいえ、帰厩後はその影響を感じさせない動きをみせている09スターズオンアース。この仕上がりならば、二冠馬の地力を素直に信頼できそうだ。非常に先行指向が強く、差しが届きそうな組み合わせとなったのも好材料。牝馬三冠の達成を期待する。相手は、10アートハウスと06メモリーレゾンの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

2

5

8

9

12

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

9

相手

2

5

8

12

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

16

相手

2

5

8

9

12

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】アートハウスは自在性がある。スターズオンアースは地力十分。プレサージュリフトは乗り込み入念。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

7

9

10

13

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

9

相手

7

10

13

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

10

相手

7

9

13

15

16

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

GI秋華賞。芝2000m戦。前走オークス組上位は当然ながら100台を持っている。直行はプラスかどうかは微妙だが平均値トップ◎ナミュールを軸抜擢する。相手に○スターズオンアースと▲アートハウス。一発に☆スタニングローズ

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

5

8

9

10

11

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

9

相手

5

8

10

11

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

8

相手

5

9

10

11

16

30通り 各100円

田沼亨の見解

成長力が顕著な7スタニングローズが優勢。阪神は2勝と相性が良くオークス2着馬が初GIを奪取する。対抗は9スターズオンアースで骨折明けになるが2冠馬が偉業達成のチャンスは十分。▲は8ナミュールで心身が充実。距離短縮はプラスなら差はない。

厳選予想 ウマい馬券