【前途洋々】アルジーヌの祖母は海外15勝、母キャトルフィーユはクイーンS優勝。母の姉レディアルバローザは中山牝馬S連覇など、中距離重賞牝馬がズラリと並ぶ名族。初陣は年明け、サイズは444キロと小さめだが、パドックでは良血馬らしい品がある。上り3Fのラップは推定11秒6-11秒2-11秒0(33秒8)、きれいな加速ラップを描き突き抜けた。白梅賞は2着に終わったが、走破時計は1分33秒8。勝ち馬は続戦で重賞連対を果たしたようにレースレベルは数字通り高い。滞在、平坦なら9Fも守備範囲、1勝クラスでは才能上位。

　ただ、ミヤビの資質もほぼ同等。葉牡丹賞・1分59秒7が、本馬の能力の基盤。ゆりかもめ賞は2400m、忘れな草賞は体重減に泣いたが、滞在9Fにかわれば大変身が見込める。メイショウノブカの前走の上りは33秒0と強烈。武豊Jの動かしどころ次第では、ズボリと突き抜けるシーンがあってもいい。次いでエールミネルヴァ、ニシノコウフク、ダークブロンドなど、連下も3歳勢です。

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【混戦模様】好位から馬群を割っていく勝負根性もある4ニシノコウフク。函館の馬場も合いそう。2コントディヴェールは前走叩かれて今度が勝負どころ。5フォレスタは滞在競馬でパフォーマンス上がりそう。

1勝クラスの芝1800m戦。牝馬限定。同コース経験あるのは平均値トップの☆サルサロッサだけ。ここも一目混線の数字並び。難しいジャッジになる。面白そうなのは近走90台を続けて叩き出している◎ミヤビ。リオンディーズ産駒はこの同距離コースでわりと成績出ている。相手は2戦目で92を出した○アルジーヌ。さらに前走値90▲ニシノコウフク。ほかにも候補多いので△の絞り方がキモになる。

休養効果で中身が充実してきた11アルジーヌが優勢。滞在はプラスで先行策からチャンス。○は15ミヤビで能力は高く先行力は上位。