【勝利の夢がモリモリ】モリノドリームの充実度合と洋芝適性の高さに改めて注目。芝戦績は[3-1-1-3]、初勝利は昨夏の札幌6F戦だった。中山の急坂を1分8秒0で走り、前走の函館日刊スポーツ杯は直線進路を選びながらの快勝。1分8秒5は翌日のGIII・函館スプリントSと0秒3差だった。昇級でもある程度の自信をもって勝ち負けに動ける。

　対抗はイルクオーレの巻き返し。UHB杯は、発馬で鼻面が地面にくっつきそうになる不利を被り、まったくリズムを作れなかった。ただ、痛手はあったにせよ、負けすぎでは。加えて乗り替わりやトップハンデ…。うーん。UHB杯4着のドロップオブライトが替わって台頭。そしてオードゥメール、エグレムニ、ブルースピリットなど、ハンデ戦なら上位の着順はかなり変化があるだろう。

　ネットケイバの予想でも何回か触れてきた、函館芝1200mのモーリス産駒。[7-3-3-36]で複勝率だけなら今回産駒が出走する他の種牡馬でもっと上がいるのだが、回収率は単190%・複110%と依然高い。ここは前走で◎に応え1着してくれた▲モリノドリームもいるが、こういうのはコース替わりでこそ買いたいもの。ゆえに◎インフィナイトのほうを推す。完全に初コースだし、前走で同級3着もしている。ここは主張すればハナにもいけそうだし、2走連続で馬券圏内に残れると見た。

　もう1頭推したいのが○ドロップオブライト。トーセンラーもこのコースとは相性が良く、[5-2-2-14]の複勝率39.1%は今回産駒が出走する中ではビッグアーサー、Invincible Spiritに次ぐ3位で、回収率も単142%・複135%と高い。ドロップオブライト自身の好走歴も含まれているが、全部で5回馬券に絡んでおり、しかも人気薄での好走もあるのでやはり相性が良いのだろう。前走4着時の2,3着馬もいるが、着差は僅かで紙一重だ。

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【難解】函館コースで2勝。前走にしても、勝ち馬とは大して差はなかった14ドロップオブライト。前走時よりも外差しが利く馬場になっており、今回は楽しみ。9モリノドリームも洋芝実績のある1頭。昇級でも適性の高さで通用。15ドグマは包まれない枠なら、一変の可能性を秘める。

3勝クラスの芝1200m戦。ハンデ戦。上下差は6キロ。3歳勢は不在となった。前走同距離コースでの基準は98出ている◎モリノドリーム。しかも今回2キロ減となるのだから軸でいける。相手に○カフジテトラゴンと▲イルクォーレ。一発で☆インフィナイト。

久々を使っての効果は大きい9モリノドリームが優勢。洋芝の適性は高く好機に仕掛ければチャンス。次位は16イルクオーレでゲートが互角なら巻き返せる。▲は11エグレムニで使っての上積みが見込めるなら期待できる。