【進化急】アルジーヌの勢い右翼。祖母は海外15勝、母はクイーンS優勝。近親のレディアルバローザは中山牝馬S連覇、中距離重賞牝馬がズラリと並ぶ背景をバックボーンにもつ良族。新馬戦は期待通り上り3F・推定11秒6-11秒2-11秒0(33秒8)というきれいな加速ラップで突き抜けた。

　白梅賞は2着に終わったものの走破時計は1分33秒8。勝ち馬は続戦で重賞連対をはたしたようにレースレベルは高く、遊楽部特別は452キロに増量し、良馬場条件下・1分47秒8で競り勝った。前走後の追い切り本数は3本、さらなる進化が期待できる。

　ひとつ年上だがシンティレーションはフラワーC3着、キャリアはまだ[2-3-1-2]。調布特別・1分45秒4も高評価、滞在効果でドッシリとした競馬も可能になるだろう。

　割って入ればエッセレンチ。本馬も初距離になるがキャリアの浅い3歳馬。二走前の上り33秒9を思えば、2F延長に不備は感じない。当コース[1-2-0-0]のダイム。三木特別・1分45秒6のカヨウネンカ。カンティプール、エレフセリアを2-3着に配置。

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【混戦模様】前走着差以上に余裕があった11アルジーヌ。昇級戦になるが、メンバーに日和ることはない。13ダイムは時計のかかる馬場なら急浮上。函館では安定。9シンティレーションは実績は一枚上。馬場悪化でも力を出し切れることが条件。

2勝クラスの芝1800m戦。牝馬限定。ここは平均値でトップになっている◎シンティレーション軸抜擢。相手には3歳で前走同距離コース92○アルジーヌ。さらに▲フェステスバント。一発には☆カンティプール。

久々を叩かれた効果は大きい11アルジーヌが主力。洋芝適性は高くここはチャンス。対抗は4エッセレンチで自己条件なら地力で勝る。