【力量互角】ゼンノインヴォークは、年明けから番組を長丁場に変更。重馬場の小倉・帆柱山特別を0秒3差の3着に粘り、脊振山特別は大外からクビ差2着に迫ってきた。適度に間隔をあけCWで7F追いも課し、いざ福島へ遠征だ。第一目標はリッチブラック。キャリアは浅く、まだ底を見せておらず、二走前の福島2600mのレース運びが一番理にかなっていた。前走の敗因は出遅れ。下級条件の長丁場は先行力こそが武器となる。

　タガノバルコスは、小倉2600mシリーズで、足立山特別3着、脊振山特別は本命と0秒4。阪神2400mでも3着と崩れず。ベッラアルバ2600m戦で、牡馬相手にいきなり2着と結果を出しており、大幅な馬体減さえなければ上位争い。逃げ馬ヴィルトブリーゼも、勝利にほんの流れ一つ。トップギアに入るのがどうしても遅いが、マケルナマサムネの差し脚。大穴はフロンタルジェダイ。

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【混戦模様】スタミナ豊富で、多少強引な仕掛けでもラストまで脚は持っている10ゼンノインヴォーク。3ベッラアルバは福島巧者っぷりを予感させる前走の走りっぷり。ここは楽しみ。6リッチブラックは2走前だけ走ればここでは十分通用。休み明けでも。

1勝クラスの芝2600m戦。前走ダートから5頭。芝で90レベルが出ている上位。あとは適性の勝負になってくるのだろう。前走同距離コースの基準は85の○ベッラアルバ。だが狙うならば同距離93連発の◎ゼンノインヴォーク。次点に▲ヴィルトブリーゼ。一発☆リッチブラック。

確実に地力が上向いてきた10ゼンノインヴォークが主力。スタミナは豊富で自在に立ち回れるのは魅力。○は13ヴィルトブリーゼで積極策から主導権を奪えればチャンス。