【平坦は脚取り軽い】3歳馬
ソレイユヴィータが平坦9-10F戦のV3に
アタック。半兄
メイショウナルトは
小倉記念、
七夕賞優勝。半兄
エピカリスは
北海道2歳優駿勝ち、UAEダービーは2着だった。渋い重賞馬が一族に名を連ねる、芝・ダート兼用のローカルにも強い血族。初勝利は二走前の小倉9F。走破タイムは地味ながら最速の上りで完勝。
ところを福島にかえ、
ひめさゆり賞はスタートは出たなり。操縦性は高く1000m通過59秒8という澱みのない流れを、逃げ馬との距離などはかりながら外目4番手を追走。直線入り口、逃げ馬を外から力で捻じ伏せにかかり、多少早めの仕掛けとなったためゴール前詰め寄られたが、上り3F推定12秒2-11秒8-12秒4(36秒4)で後続を封印。中間の追い切り本数は4本、CWの6F追いをこれまで通りきっちり二本消化。少しづつ時計の強度も上がっており、直前セーブ気味なのはいつものローテ通り。
当面の目標は
ショショローザ。前走の
石打特別は、1分48秒3という時計は一見平凡。ただ、上り3Fのラップは11秒5-10秒8-12秒4。10秒8は、やっぱ光る。開幕週の福島9Fは逃げ馬の天国です。
ロジレットも僅差。4歳ながら比較的キャリアは浅く、福島9Fに勝ち鞍があり、その気になれば逃げだって打てる。惑星は
アイアゲート。坂コース、不良馬場で特性が見えにくくなっているが、昨年のちょうど今頃、重馬場の
南相馬特別で外一気の強襲を決めた。距離延長が微妙だが、
ミシシッピテソーロは大幅に相手弱化。取り消し明けのぶん連下としたが、
ロムネヤは小倉シリーズで平坦9F適性を確信。