【オレ様】過剰な逸り気なく臨めば、自己条件なら
マイネルモーントの才能が抜けている。2歳暮れ中山10Fの内容とタイムも味があったが、二走前の東京9Fは1000m通過は58秒6-マイル通過は1分33秒8。スタートの1F以外は、すべて11秒台というよどみのない流れの上に立ち内からズボリ。
ゴールドシップ産駒には珍しく、ムチで叩いたり叱咤しなくても、前掛かり気味に自分からハミをとって作ろうとするタイプなのかなと思ったが、
ラジオNIKKEI賞はラ
イバルたちを前に火がボーボー。レース前からボルテージが上がり、道中折り合いを欠き制御不能に陥ってしまった。やっぱ、
ゴールドシップの仔はナメてはいけない(笑)。しかし2勝クラスなら立場は王様。摩耗も見られず、デムーロJに手が戻る。新潟10Fは二走前の東京のリズムで運べばよく、相当なタイムが出るだろうな。
本線は
エクランドールの追い込み。ご存じ
フィエールマンの妹。ただし華奢、追い出しをギリギリまで我慢する必要があるが、平坦左回りにかわれば、戸崎Jも腕の見せどころ。割って入れば
シーウィザード。重賞路線を歩み苦労してきたが、
新潟2歳S3着、2000mの
芙蓉SでOP勝ち。
コスモサガルマータと合わせ、自己条件なら競馬の風景が一変する。新潟なら
ハッピーオーサム、
デルマグレムリンもジワジワ連下圏に漸進。