【あきらめない】
ヴァンヤールの踏ん張りに期待。オープン昇級は昨年夏、緒戦はこの
BSN賞だったが、1秒差の4着止まり。続く2戦も5・6着とクラスの壁に突き当たってしまったが、12月の名古屋グランプリ2着を契機に、中京9Fの
名古屋城Sを2着、GIII・
アンタレスSは1分49秒6で走破。0秒1遅れをとったものの、高速決着にもメドをたてた。前走の
平安Sは15番枠のため終始外を回され勝負に乗り遅れてしまったが、あきらめることなく3着に追い上げている。少し間隔はあいたが、2カ月以上の休養明けの戦績は[2-0-1-0]、最終追い切りの坂路の伸びも迫力十分。57キロは背負いなれており、リステッドレースなら平坦の新潟9Fでもゴール前あたりで勝ち負けに追いつく。
強敵は
ガンダルフ。ダートに転向してまだキャリアは浅く、小さな波も経験したが、
アハルテケSは出遅れて砂を被る苦しい展開にも我慢が利き、狭いインをこじ開け1分34秒5という好タイムに仕上げた。昨年の新潟遠征時は坂路主体の軽めの追い切りが主体だったが、本年は南Wで長め6F追いをビッシリ積めるようになった。
ヘラルドバローズは、この組み合わせなら逃げも可能。長距離もこなせるが9Fで4勝をあげており、体調も今回あたりが
ピーク。
大駈けがあれば
アイコンテーラー。
中日新聞杯3着や
愛知杯2着など、重賞でも勝ち負けのシーンを演出する
サウスポー。5歳夏のダート転向とはいえ、一発があればこの馬だろう。
直線二転三転のモツれた展開になれば
スマッシングハーツの差し込み。近走の馬柱からは消えてしまったが、
ゴールドパラディンは当コース[1-3-0-0]というコース巧者です。