【重はいいが良もいける】空から雨、
アグラシアドでもう一丁。勝ち上がりは4戦目、ジワリゝと体重を増やし、小倉の芝9F・1分49秒0で初勝利をあげた。アチコチ転戦しても心身ともにミョーにタフ。
ミモザ賞は中山へ輸送して+4キロ、474キロでお出まし。隊列は縦長、重は得意という判断をもっている。ポジションあえて後方3番手あたり、前半1000mは期待通り60秒9のHペースで流れてくれた。先行勢が次々と失速する中、3-4コーナーはコースロスを承知で馬場のいい大外へ。不良馬場でも手応えは馬なり。内から2頭抵抗して張ってくる馬もいたが、着差はクビながら余裕残しでゴール板を通過。
「返し馬の感じでは良馬場のほうがいい」と、ぽつりと津村Jが語っていたそうですが、まだ奥がありそうですね。なるほど、水曜日の坂路は重馬場でなんと上りは11秒8。今回ももちろん。権利をとれば
オークスでもマークが必要な馬に進化しているのかもしれない。
強敵は
ウヴァロヴァイト。秋10月、東京マイルを稍重条件下・1分34秒9で勝ちあがった好素材。フワフワとして脚取りは心もとないが、牝馬クラシックの起点ともなる
赤松賞では33秒3という最速の上りを使えた。クイーンCは勝負どころで他馬と接触、GIIIでは跳ね返すだけの体力がまだ付いていなかった。1勝馬が多いこのメンバーなら1F延長でも通用する。
アリスヴェリテは9Fの
君子蘭賞を最速の上りで3着に伸びてきた。前走のデキを保持しつつ、最終切符奪取に東上だ。
惑星は
メランポジューム。中京マイルの伸び脚が目を引いた。休み明けをひと叩き、岩田康Jも当然一発を狙ってくる。
リックスターは、前二戦は重賞。OP特別なら風景が違ってくる。一気に距離は延びるが、
タガノシャーンスの競馬センス、道悪適性に注意。大穴は重実績のある
コウセイマリア。