【集大成】
レッドファーロは、横山典Jを背に左回りの長丁場を目下[3-1-0-0]。まずは折り合いを学習、後方待機策から位置取りと追い出しのタイミングを徐々に早めて行き、手を変え品を変え長距離ダートの走りを叩きこんでいった。
オークス後の最終レース、
丹沢S圧勝は春のひとつの集大成。1000m通過・60秒5というミドルペースを中団で我慢、1800mは1分50秒7というHレベルで展開。上り3Fのレースラップは12秒8-12秒1-12秒7(37秒6)、対する自身のソレは36秒9。2着には4馬身差、良馬場条件下・2分9秒4というタイムも、
オークスほどではないが軽く感動を覚えた。57キロも経験済み、タイトな間隔でも結果を残している。
本線は
ブリリアントSの勝者
ディクテオンとアタマ差2着の
ダノンラスター。両者ともに東京2100ダートこそが活躍の舞台、脚抜きのいい時計決着にも対応が利く。鞍上の菅原JもルメールJも全力投球だろう。
テンカハルの
横浜Sの2分10秒3は、
ブリリアントSとわずか0秒3差。流れの後押し次第で、きわどく上位に迫ってくる。
バイシュラバナの風船が萎むような
ブリリアントSの仕上げはなんだったのか? 覇気と張りが戻れば巻き返し。
モツれた展開になれば
キタノヴィジョン。連穴は
ヘラルドバローズ。