【春先現級の時計で駈けた】東京2100mに舞台が替われば、
クールミラボーの末脚一変。性格は呑気、3歳馬らしい若さも残しており、春は芝の
きさらぎ賞を試したりした。ダート戦線に復帰し、三走前の東京戦は1800m通過は1分52秒0という澱みのない流れを踏み、レースの上りを1秒2上回る最速の上りでG前強襲。
加古川特別もエンジンが回ったのは正味2Fすぎ。0秒1差だけ届かなかったけれど、1分51秒5は三週目の3勝クラスより0秒4速かった。
レパードSは先行断然有利の小回り新潟、加えて緩ペース。ギアが入らないまま10着に埋没したが、そういう惨敗も織り込み済み。自己条件の2勝クラス、東京なら最後グンと脚を伸ばしてくる。
第一本線は
コルサファターレ。ダートで目下[2210]、距離延長とともに右肩上がり、終い2Fは12秒前半の脚が使える。
メイショウカゲカツは、前走は1000m通過・61秒8というタフなミドルを、3番手追走から2着を0秒5突き放す楽勝。やや勝ち味に遅いが、
キングサーガは当コース2着4回。
アコークローは当コース[1113]、休み明けをひと叩き。
トクシースタローン、
インテンスフレイムも2から3着なら。