【上位拮抗】
オールマイデイズの成長を見守る。祖
母は
シーザリオ、
母の兄弟は
エピファネイア、
リオンディーズ、そして
サートゥルナーリア。半兄
オーソリティは
アルゼンチン共和国杯連覇、サウジアラビアのG3勝ち。血統は整っており馬体のラインも秀逸だが、若馬時代からなんだか「芯」が見え辛い。
デビュー以来5・3着と、もどかしい競馬が続いていたが、前走はシンプルな正攻法の組み立てに立ち返り、1000m通過・60秒6のスローを好位追走。推定11秒4-11秒6-11秒6(3Fは34秒6)という11秒台の持続ラップで後続を封印。ラップや馬体など研磨すべき箇所は残っているが、1分47秒8は、ペースや上りうんぬんは異なるものの、同日の
共同通信杯と0秒8差。1勝クラスならば本命としての記録説明になる。
次位は
ダニーデン。デビュー戦の東京9Fが2着、12月末の中山10Fを2分2秒6で後続に0秒4差をつけ初勝利を挙げた。追い切り時計など見ても、現状スパリと切れる脚はなさそうだが、
水仙賞の終い4Fのレースラップは11秒8-11秒4-11秒3-12秒6(3Fは35秒3)。
全体時計はやや平凡ながら、2000m通過は2分1秒6。1勝クラスなら数字的に十分首位争い。他が気にするぶん、水気の多い
パワー馬場も加点材料になる。
ガレストロは11月の東京9Fを1分47秒8(上りは33秒8)で駈け、前回の中山9Fで勝ち上り。走破タイムはありきたりだが終い3Fはすべて11秒台。対抗と似たような特性を持つ。
イージーオンミーは1月5日の中山10Fを2分1秒2で駈け、
ミモザ賞2着と好調。不良馬場の大
寒桜賞を2着に粘った
シルバーティムールも雨馬場なら再度注目。
ボーンイングランデ、
ロゼルが押さえ。