【ほぼ順当】
フレーヴァードの決め手は一級品。デビューは年明け2月、東京9F・上り33秒5は名刺代わり(2着)。4月の中山10Fは、コーナーも坂もなんのその。有無を言わせぬ直一気を決めた。稲城特別は不良馬場に脚を取られ4着に停滞したが、札幌に渡り豪快に10Fをひとマクリ。1分59秒4という走破タイムは同日の3勝クラスと0秒3差だったが、2着に0秒5差という余力を加味すると、3勝クラスさえ超える? 440キロ台ながら、美浦帰厩後もCWで6F追いをしっかり消化してきた。
第一目標は
ゴッドファーザー。勝ち上がりは2歳7月の福島、2着を1秒6差に切り捨てた内容に、クラシック路線好勝負を確信。しかし春は身体がガタガタ、大幅な手直しが必要。その苦労のかいあって、札幌シリーズは2・1着と完全復調。中山の急坂を脚色乱れることなく駆け上がってくれば、すぐにも重賞戦線が見えてくる。
一角崩しがあれば
サクセスドレーク。二走前は1分45秒8、前走は稍重で盤石の好位差し。坂コースでも結果を残しており、昇級・初コースでも楽しめる。
ヨリマルは名牝
テイエムオーシャンの息子、皮膚や肌合いに母の姿形に面影が漂う。まだ水っぽく、身体を使い切れておらずレースに無駄が生じるが、ポテンシャルは戦績以上に高い。カチっとギアがハマれば
グランドライン。
ハイエスティーム、
ヒットザシーンを2-3着にセット。