【3歳三騎】ヴェルテンベルクで、ほぼいける。京都2歳Sで3着した中長距離系の良質馬。さすがにホープフルSはGIの壁に突き当たったが、自己条件に戻りマカオJCTは0秒1差の2着に攻め上がってきた。2分11秒6というタイムも改めて見ると良質。タイトなローテを組んでいるが、是が非でももう1勝を積み上げ、秋の大舞台に臨みたいからこそ。

　対抗のアスクドゥポルテも、京都新聞杯は差を詰めるだけの8着に終わったが、1勝クラスなら立ち位置は大きく変化する。

　問題はベルシャンブルの取捨。マイルなら現級突破は堅い。ただ能力を試すべく稽古も十分に積んだ。そして父はキズナ、川田J指名。あえて長丁場を選んできたからには、それなりの勝算あり?

　スマートファントムも調子はよく、最終週の馬場はきっと吉。ファインバーグ、サクセスドレークを3連単の3着に配置。

　シルバーステート産駒はこのコースの複勝率が40%近くあり、回収率も単複ともにプラス。◎ファインバーグが前走で見せた好走はフロックではない。前走は重馬場だったが、新馬戦では良馬場で3着している。

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【上位拮抗】スタートは不安定だが、スッと流れに合わせる二の脚は持っている6ベルシャンブル。今回は距離延長になるが、対応力は高い。9ヴェルテンベルクは休み明けの前走でもしっかり脚を見せた。さらに上積み。7スマートファントムは時計のかかる馬場歓迎。

【展開有利】非常に先行指向が弱い組み合わせ。ここならば、06ベルシャンブルは大きな展開利が見込めるはずだ。近走での先行内容は優秀で、まだまだこれから伸びそうな器。稽古での動きも良好で、好勝負が期待できそうである。相手は、09ヴェルテンベルクと03サクセスドレークの2頭を上位に。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】アスクドゥポルテは末脚上位。脚質に幅があるヴェルテンベルク。サクセスドレークは体調良好。

1勝クラスの芝2000m戦。前走ダートから3頭。基準としては前走同距離コースの重馬場90○スマートファントム。ただ前走同コース93出てからの距離短縮となる◎ヴェルテンベルクを軸抜擢。次点に▲ベルシャンブル。一発☆アスクドゥポルテ。

展開に注文はつくが末脚は威力がある7スマートファントムが主力。末脚は強力で展開がむけばチャンス。○は6ベルシャンブルで休養効果で気配は良好なら互角。