【成長の余地を残す】自己条件なら、中心は血統馬シュタールヴィント。母マルセリーナは桜花賞馬。父はロードカナロア、5月6日という遅生まれ。育成もデビュー後も微妙なさじ加減を要し、みるたび印象が違う不思議な馬だが、未勝利戦は東京9F、二戦で突破。上り3Fを推定11秒2-11秒1-11秒4(33秒7)をマーク、能力の一端は示した。京都2歳Sは4着に伸びあぐね、共同通信杯は12着と惨敗したが、1勝クラスなら順当に勝ち負け。

　対抗のジュンツバメガエシも二戦目で初勝利を挙げ、GI・ホープフルSは14着。同じような反転攻勢があっていい。一角崩しはドットクルー。距離を延ばした、あすなろ賞のレース内容に見どころ。良馬場にかわればフライヤートゥルーも巻き返しがあっていい。

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【順当】前走は着順こそ悪いが、GIで勝ち馬から1秒少しなら上々のレースと言っても良い3ジュンツバメガエシ。未勝利を勝ってホープフルSに挑戦したように陣営は期待している馬。ここで立て直してくるはずだ。7シュタールヴィントは瞬発力は欠けるが、長く脚は使える。

【混戦模様】なんとも悩ましいメンバー構成で、そうそう順当には決まりそうにない。本命は01トーアライデンで、ここは積極的にハナを奪いにいくことだろう。稽古での動きは良好で、展開や馬場もここは味方しそう。相手は、03ジュンツバメガエシと05ドットクルーの2頭を上位に評価する。ここはシンプルに、◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負したい。

【小波乱】ジュンツバメガエシは適鞍で決める。イエルバブエナは条件が好転。ローレルキャニオンは発馬五分で浮上する。

3歳1勝クラスの芝1800m戦。半数の3頭が前走ダートから。やはり平均値トップ◎ジュンツバメガエシが筆頭になる。相手に前走値で○ドットクルーと▲シュタールヴィント。一発☆ローレルキャニオン。