【思い描く】ミッキーキャンバスはクラシックの大穴。

　母は亜5勝(GI・1勝)、半兄レヴェッツァは現役、芝2000-2200mで目下3勝。父がサトノダイヤモンドにかわり、馬体の造作は一層伸びやかになった。デビューは経験馬相手、年明けの小倉デビューとなったが、攻めは動いたものの実戦ではダッシュが利かない。後方3番手あたりを泳ぐようにしてもがいていたが、1000m通過は61秒0のミドルで推移。向こう正面後半から行き脚つくと、小回りも委細構わず。12秒3-12秒4-11秒8(3Fは36秒5)というレースラップに対し、自身のソレは35秒9。豪快な大マクりを決めた。2分1秒8(稍重)という走破タイムは、同日のあすなろ賞より1秒遅かったが、上りの数値やインパクトは互角以上。輸送、坂、距離延長など課題は山積みだが、一点突破の可能性は十分。

　第一本線はサヴォーナ。京成杯は4着したものの、スピード? 不器用なタイプでもあり、ゆりかもめ賞は半信半疑の△しか打てなかったが、バテることなくズイズイと2着。長丁場ならOP近くに出世する手ごたえを感じた。2400mで同じ脚が使えるかと言われると微妙だが、スマートファントムのつばき賞の上りは32秒7。サトノグランツは本命と同様、父はサトノダイヤモンドです。あすなろ賞2着のブレイヴロッカー。まだ芯が通っていないがネビュルーズもポテンシャルは高い。

　◎サトノグランツは一戦ごとに内容を良化させて前走で未勝利勝ち。ここを勝ってダービーへの路線に乗せたい一戦。

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【上位拮抗】既走馬相手に完勝といった内容で、デビュー戦を制した3ミッキーキャンバス。牧場でも高く評価されていた馬で、ここもアッサリクリアしておかしくない能力の持ち主。1ダノンペドロは最内枠ということから、ここは単騎逃げ濃厚。展開がハマりそう。10サトノグランツは◎と同じサトノダイヤモンド産駒。距離延長はドンと来いといった感じ。

【実績信頼】近2走で、強い相手に好走を続けている05サヴォーナ。前走で距離をこなせるのは証明済みで、地力に関してもここでは上位のはずだ。稽古での動きのよさも目立っており、ここは好勝負必至とみた。相手は、10サトノグランツと12ブレイヴロッカーの2頭が上位評価組。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で、チョイ荒れを狙う。

【小波乱】ミッキーキャンバスは能力上位。しぶといサヴォーナ。ガルムキャットは脚質に幅がある。

3歳1勝クラスの芝2400m戦。前走ダートから1頭。同距離としては2頭が経験あるが、同距離コース経験ある馬はいない。その同距離92でトップの◎サヴォーナを軸抜擢。ただ相手はなんでもあり感満載。狙うなら初戦勝ちで○ミッキーキャンバスと▲ネビュルーズ。一発☆ウェイビー。

格上げ初戦になるが能力は上位の10サトノグランツが優勢。スタミナは豊富で長丁場は歓迎。ここは抜け出せる。○は3ミッキーキャンバスで格上げ初戦でも通用する。