【臥薪嘗胆】ムーンリットナイトの我慢が実る。3月の丹波特別は復帰2戦、次走は出遅れ。前回の紫野特別は1Fが長い9F。1000m通過・60秒6のスローはわかっていたが、スタミナ不安が頭をかすめ動けず。しかも上り3Fのレースラップは11秒5-10秒8-11秒2(33秒5)という、極端な上り勝負となり、なんとか掲示板に載せたけれど、今度はマイル。一連の時計や戦績もこのメンバーでは記録上位。和田竜Jも二週に渡って追い切りで感触を確かめている。

　対抗はベルクレスタ。2-3歳時のOP実績を想うと、近走の戦績はモノ足りない。ギコちない走りを依然抱えたままだが、追い切り内容に光明が射した。

　ロンズデーライトはドウデュースの半兄。距離や芝・ダート適性など模索、心房細動や気性に悩みも多かったが、前走は1分33秒1の逃げ切りV。スカッと一気に視界が明るくなった。

　スタート難、折り合い、アクシデントが多いタイプではあるが、ロールアップは東京マイルの新馬戦を上り33秒8で突き抜けたディープの切れ者牝馬。

　ブリュットミレジメの前回の7F戦の上りは32秒9。マイル延長は面白い。エアミアーニも力差はない。

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【上位拮抗】阪神マイルがベストになるだけに、今回は力が入る3ムーンリットナイト。外回りコースで決め手がしっかり活かせる。8ベルクレスタは前回連対して以来の坂井騎手とのコンビ。6ロンズデーライトは展開有利。単騎逃げで注目。

【先行有利】先行指向が弱いメンバー構成で、ハッキリと前有利の展開となりそう。逃げ馬の直後で流れに乗れそうな、08ベルクレスタを本命に推す。本来は素質上位のはずで、この組み合わせならば気分よく追走できるはず。相手は、06ロンズデーライトと03ムーンリットナイトの2頭を上位に評価した。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ロールアップは流れに乗り差し切る。メイショウカイトは距離延長で力を発揮。エアミアーニは去勢効果が見込める。

2勝クラスの芝1600m戦。前走ダートから1頭。3歳はいない。これは平均値トップ◎ベルクレスタ。本日は坂井瑠騎手が、平均値トップ馬にけっこう多く乗っている。相手に○ムーンリットナイトと▲エアミアーニ。一発☆ロンズデーライト。

確実にパワーアップしてきた8ベルクレスタが中心。自在な脚があり、うまく立ち回ればチャンス。○は9エアミアーニでマイルの資質は高く前進は十分。