【血統図通り】3歳馬
ミスガリレオアスクは長丁場に魅力いっぱい。名前の通り父は欧州の中長距離シーンで一時代を築いた
ガリレオ。年明けデビュー、三戦めの洋芝・函館2600mを2分45秒0で突破。二走前より時計レベルは落としたものの、馬場差などあり内容を吟味すると大幅良化がラップからも読める。1000m通過・63秒6のスローの上がり勝負とはいえ、12秒0-12秒2-11秒8(3Fは36秒0)というレースラップに対し、自身のソレは35秒6。11秒台半ばのラップを2連続並べ、後続を4馬身と突き放す完勝を演じた。札幌競馬場入り後も3本、動きも馬体もさらに迫力を増している。
対抗は
ナムラブーニンの将来性を重視。経験馬相手に最速の上がりで初陣V。あずさ賞はスロー、キャリアの浅い馬にありがちな、ややチグハグなレース運びとなってしまったが、函館入りし調教は熱心。祖母は
フサイチパンドラ、母の姉妹は
アーモンドアイという血統背景にも注目です。
ドゥレイクパセージは札幌9Fでデビュー勝ち。春のクラシックは消化不良のまま幕を閉じたが、
パワーを要する札幌に向け準備は着々。
ライフセービングの前回はGII。二走前の2200mの末脚を見ると、距離延長・力を要する馬場もプラス。古馬
ノートルプロメス、
ペリプルスを3着要員に配置。