【上位拮抗】
エリカカリーナの速力重視。高いスピード能力で7Fの
クロッカスSも3着したが、三走前の中山6F・1分8秒0は古馬3勝クラスと互角。前回の
HBC賞はスタートで躓きアタマ差2着に惜敗を喫したものの、イレッポな性格を思えばやはり滞在はプラス。中間4本の函館Wの追い切り本数が、精神状態と体力維持を物語っている。
対抗の
シカゴスティングは、本命と同じローテを歩み、
葵S5着、
HBC賞は同タイム3着。鞍上に川田Jとあれば、勝負は紙一重。大逆転があれば
ヒラボクミニー。マイルを新馬勝ちした体力があり、前走は稍重ゆえ時計は地味に映るが、同日の2勝クラスとわずか0秒1差だった。54kgのぶん惑星としたが、
メイショウミリオレの前走の1分8秒3・上がり33秒8は、将来は3勝クラス以上を予感させる高数値だった。堅実
ミズノコキュウ、
スミレファーストも好調。