【伏兵注意】トロヴァトーレはリズム良く運べず重賞の2走は不本意な結果も能力は上位。ひと息入るも鋭い動きを見せており距離短縮でスムーズなら勝ち負け。ファビュラススターも反応良化うかがえ新馬快勝の舞台で自己条件なら。ヴルカーノは現級上位証明済みで立ち回りひとつ。パンドレアは52キロを生かした競馬で浮上。ダッチアイリスも昇級でも通用が見込め、ロゼルやジッピーレーサーなども侮れない。

【汚名返上】距離はマイル、4歳馬トロヴァトーレ、3歳馬ファビュラススターにとって汚名返上の絶好の舞台となるかもしれない。前者トロヴァトーレは中山10Fの新馬戦・葉牡丹賞を連勝、ビュイックJをして「日本ダービー云々が楽しみ」とも評された。しかし弥生賞6着、青葉賞はガス欠…。後者ファビュラススターも東京マイルを勝ち、中山10Fでは後の皐月賞2着馬を退けたが、弥生賞・プリンシパルSはジリ貧…。両者に共通する課題は、折り合いとスタミナ。しかし馬体そのものに磨耗はなく、調教の数字や動きも2勝クラスでは群を抜く。ハンデ54kg、マイル替わり、反転Vを大いに期待していい。まずは両者の単、馬連は一点勝負の心持ちで臨みたいもんです。

　古馬代表はヴルカーノ。当コースに1分32秒7という勝ち時計があり、前走はテンションが上がり出遅れ。平常心に戻れば上位争い必至。ダッチアイリスの当該マイルは1分33秒前半で高値安定。マルチャンは1400-1600mに勝ち鞍があり、ハンデ戦とあればアタックする価値あり。落ち着いていればジッピーレーサーの粘り込み。

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【混戦】12トロヴァトーレは距離短縮がプラスに出そうで、本来の決め手発揮に期待。9ヴルカーノは詰めひと息でも相手なりに動けるタイプで善戦以上が期待できる。6ファビュラススターは折り合いがカギだが決め手がいきれば勝機まで。4ダッチアイリスは昇級戦でも決め手がいきれば善戦以上が考えられる。2ジッピーレーサー、10ロゼルは詰めひと息でも3連勝式の候補として少々マーク。

【小波乱】トロヴァトーレは流れに乗って差し切る。バーンパッションはしぶとい。ファビュラススターは追い比べで浮上する。

2勝クラスの芝1600m戦。ハンデ戦。斤量の上下差は6キロ。3歳馬2頭も魅力だが、ほかにも斤量下がっている馬がいる。それが近走同距離コースで90台出ていて今回3キロ減となる◎ダッチアイリス。相手に3歳の○トロヴァトーレと▲ファビュラススター。一発に平均値トップ☆ヴルカーノ。

自己条件なら地力で勝る6ファビュラススターが主力。末脚は力強くマイル適性は高い。○は12トロヴァトーレで潜在能力は高くマイルでも対応できる。