【真価を問う】
ソロモンは重賞6勝馬
メイケイエールの全弟。芝1500mで勝ち星を挙げたものの走りは一本調子、芝の高速決着は終いモタモタ。しかし祖
母ユキチャンは交流重賞3勝、母の弟
アマンテビアンコは今春の羽田盃優勝。血統ベースはダートに比重が高く、父
ミッキーアイルもダートシーンで成功しつつある。砂替わりでどう化けるか。不安より楽しみの方が大きい。
当面の目標は韋駄天
アメリカンビキニ。半姉パリスライツはG1・CCA
オークス、G3勝ち1つ。母の姉はG3・1勝、マザーグースS2着。従兄にもG3・2勝馬がいて、配合は典型的な米国系の短距離系。前走は492(-2)kgに馬体をひと絞り、二戦目は二の脚鋭く前半2Fめに10秒5という快ラップを叩き出し、4コーナーすぎにはもう安全圏。ラスト2Fの上がりラップは11秒8-11秒5、余力を残して2着に7馬身、3着には8馬身差の楽勝劇を演じた。脚抜きのいい稍重とはいえ、57秒2は2歳日本レコード。2F延長もラップ的には我慢の範囲内だろう。
対抗が極端なス
プリンターという性格が露呈すれば、新潟6Fを余力残しの好タイムで勝ち上がってきた
エコロアゼル。
ハッピーマンの決め手、
クレーキング、
スカイブルーなど、素質馬揃って連下も拮抗。