【好馬体】
ブエナオンダの将来性を買いたい。祖母はBCジュヴェ
ナイルフィリーズなど10勝、米2歳牝馬チャンプという名門。
リオンディーズ産駒らしく馬体はやや薄め。腰、背中、首など微妙にアン
バランスながら、幼さを残しつつもある程度の調教タイムが出せる。
新馬戦は勝ちを優先させるべく手綱を動かし好位を取りに行った。前半1000mは61秒4のスロー、内回りだけに勝負どころの三分三厘で手綱も動いたが、直線半ばフォームを正し、後続を4馬身差に突き放す健脚を披露。上り3Fは推定11秒9-11秒5-11秒0(34秒4)。時計の出にくい内回りで11秒台の加速ラップを教え込んだ。まだ成長途上、須貝厩舎とすれば若干調教は甘め。重賞戦線を乗り切るには10-20kgの増量が欲しいが、相手もみんな1勝馬。資質第一で予想を組み立てた。
本線は
ミカエルパシャ。中京の新馬戦は走破時計以上にラップに味があったが、東京スポーツ杯2歳Sの22キロ増にはびっくり。下腹がタプつく太目で、5着もまたちょっとびっくり。身体を整えれば十分オープンで戦え、即座に巻き返し。
サンライズジパングの
ホープフルS3着粘り込みは本物か否か。芝かダートか、今回が分水嶺。小柄だが重馬場得意な
キーウェーブの一発。
ストーンズの進化にも注目。