【どんなもんだ】
アスクコンナモンダの本格化を注視。全4勝はすべてマイル、デビュー時436kgだった体重は460kg前後に到達。GIII・
京成杯AHは9着に跳ね返されたが、地力を問われる東京マイルの
キャピタルSは3着、GIII・
東京新聞杯は1分32秒3で走破、0秒2差の4着に踏ん張った。ト
リッキーな中山マイルのダービー卿CTも、出遅れて最内の狭いところに閉じ込められる不利がありながら、3着に食い込む勝負根性を見せた。京都マイルは1分32秒4という良質な勝ち時計があり、重馬場は[2-1-0-0]。前走後のアフターケアと調整も万全だ。
強敵は3歳馬
ノーブルロジャーのポテンシャルと伸びしろ。2歳秋・東京マイルを上がり33秒3で新馬勝ちをはたし
シンザン記念を連勝。9Fの
毎日杯は1Fが長く(2着)、GI・
NHKマイルCは内目の2番枠で馬群に閉じ込められ、持ち味の瞬発力を活かせずに終わったが、中間CWおよび坂路でもラスト1Fを楽々11秒台でフィニッシュ。息の入りはよく、最終追い切りは微調整で済み、手綱をとった坂井瑠騎手も手応えは十分。
三番手は
トランキリテの決め手。得意の重馬場のみならず、二走前の京都マイル・
洛陽Sは1分32秒6、33秒4を計測し高速決着にも対応できた。
マイラーズCはGII、加えて休み明け。なし崩しに脚を使わされ後方ままで終わったが、今度はリステッドレース。川田騎手ならもうひと工夫があるかもしれない。
ディオもダービー卿CTは使い詰めの7戦目、GIII、57.5kg。終始大外を振り回され11着に惨敗したが、今回はホームの関西。リフレッシュをはかり闊達さも戻った。
トゥードジボンは
京都金杯3着馬、この組み合わせなら逃げもしくは楽に先行できる。
フリームファクシは
谷川岳S3着でマイルに活路を見出した。