【恵まれた】斤量は54kg、まともなら
ピンハイで断然。いまだ400kg台もある軽量。しかし
チューリップ賞2着、
桜花賞5着、
オークス4着。3歳春は牝馬クラシックのど真ん中で好走劇を演じた実力馬。自己条件から再出発をはかり、3勝クラスの9F・
西宮Sを1分44秒3で快勝。GIおよびマイル戦では少し足踏みをしたが、
カシオペアSを1分44秒8で0秒1差の2着、GIII・
中日新聞杯も出遅れを跳ね返し大外一気に3着に肉薄。前走後CW・6F追い3本を含め5本追い切りを消化。54kgのハンデには、いい意味でビックリ(笑)。追い出しのタイミングさえ間違えなければ勝機到来。
ステラヴェローチェの実績強敵。
エフフォーリアを向こうに回し
皐月賞・
日本ダービー3着、
菊花賞4着に踏ん張った大駒。脚元や体調を慮りマイルやダートを二回走ったが、調教時計および気配は一変。58.5kgを課されたけれど地力でゴッソリ、アタマまである。三番手は
デビットバローズ。寿Sは524kgにビルドアップし、上がり3Fを11秒台のラップで固め二番手から完勝。稽古は元来地味、しかし負荷は大幅に強化。まだ上積みも期待でき、55kgも加点材料になる。
グラティアスは
ニューイヤーSを1分32秒5の好タイムで2着。ムルザバエフJならゴネない。
ルージュスティリアは、ようやくリキみがとれた。53kgなら腹を括って終いを活かせる。
オニャンコポンも叩き良化、坂コースの9Fはいい。