※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
ダート路線では上半期の大一番である帝王賞に向けての出発点と位置づけられるレース。以前は京都の開幕週に行われていたが、12年に
マイラーズCと入れ替わる形で阪神に移ってきた。直線に坂がある阪神に替わったことで、より底力が要求されるようになっている。
1.長い距離をこなすスタミナが問われる
過去10回で、前走から距離短縮となる馬は[7-5-2-37]で複勝率27.5%、前走も1800mだった馬は[3-4-8-73]で複勝率17.0%なのに対し、前走から距離延長となる馬は[0-1-0-19]で複勝率5.0%。底力が問われる条件であるから、距離延長ローテは苦戦傾向。
2.前走の4角位置に注目
過去10回の勝ち馬はいずれも、前走の4コーナーを4番手以内で回っていた。22年の勝ち馬
オメガパフューム、20年の
ウェスタールンドなど追い込みで勝つ馬もしばしば出ているレースではあるが、前走で終始後方に控えていた馬が台頭する余地は大きくない。
3.前走好走馬が強い
過去10回で、前走1着だった馬は[6-3-2-21]で複勝率34.4%、前走2着馬は[1-5-3-10]で複勝率47.4%と好成績。また、前走3着馬は複勝率36.4%、前走4着馬は複勝率25.0%と悪くない。対して、前走5着以下は[1-0-3-84]で複勝率4.5%。
ハギノアレグリアスは休み明けの前走ダイオライト記念で3着。敗れはしたが、前に付けてレースを運ぶ新しい一面が見られた。ここは相手関係が楽になり、距離短縮のローテーションも理想的。人気になりそうだが、応えて押し切れそうだ。
ヴィクティファルスは芝で頭打ちしていたが、ダートに路線変更して正解。前走の
東海Sでも好メンバー相手に3着と健闘した。好位から運べる強みもあり、ここは打倒
ハギノアレグリアスの一番手と言えよう。
その他、前走で
名古屋城Sを逃げ切った
テーオードレフォン、2連勝中の
ダノンマデイラなども好走圏内。馬券は◎○を中心に、この辺りまでで絞って勝負したい。