【チョイ荒れ】
インバルコは、昨年8月以来、オープンクラスで〔2231〕。馬券の対象から外れたのは、わずか1回という堅実派。58キロの重量も祇園Sでハナ差の2着と、前回で克服済み。左回りの東京で2勝。小回りの小倉1700ダートに1分43秒7の好タイム勝ちがあり、先行勢を意識しつつ早めに動いても、簡単にはバテない強みがある。変わり身も十分、巨体を揺らして熱砂の新潟を驀進だ。まずは、
ミラクルレジェンドとの追い比べ。前回のマーキューリーCは、地方特有の深い砂に足を取られ5着に終わったが、420?440キロ台の切れ味を身上とする牝馬。昨夏の
レパードS・新潟1800ダートに舞台がかわれば、大幅前進は当然。
サクラロミオも、当コースに1分51秒3という良質の勝ち鞍あり。前回は出遅れの不利も痛かったが、中間1本追い切りが不足していた。必ずしも万全の体調ではなかっただけに、ひと叩きした上積みも期待できる。格上挑戦となるが、
トーセンアレスは大井のJDDで、前記したミラクルと0秒1差と接戦の星がある、潜在的OP馬。55キロに斤量も軽減、今度は仕掛けどころの反応や伸びも違ってくるハズだ。
ナニハトモアレ、
タマモクリエイトは、自分で競馬を作れない。
トーホウオルビスは、マイペースの注文つき。ともに展開の味方が欲しい。