1000万クラスにしては指数的に高メンバーとなったが、前走に引き続きダブルレインボーを狙ってみたい。

　前走は逃げ馬1頭が大逃げして、記録上はハイペースだが、2番手以降は実質スローの上がり勝負。今回も同じ逃げ馬がいるが、2度も同じ展開にならないと読んで、平均パースなら巻き返し可能。

【軸不動】再昇級のヒシカツジェームスは元々このクラスで勝ち負けを演じていた馬。前走の勢いで連勝を見込む。オルトリンデもこのクラスでは上位の存在。1600mは久々も十分に許容範囲。前走快勝のアスカクリチャンは力量アップを感じる。ナリタスレンダーはしまいが生きる展開なら浮上できる。ダブルレインボーは前走が差のないレース、復調気配。再昇級のラインジェシカ、久々も態勢は整っているブレイクナインもそん色ない

【チョイ荒れ】ヒシカツジェームスは、急坂の中山マイルを上がり34秒1で、1分33秒3。前を捌き切るのに、手間取っているように映ったものの、時計も上がりも合格点。やや間隔は開いたが、最終追い切りはPコースを65秒0―37秒2―11秒9で馬なり。1000万でも2着2回、昇級も不問。ちなみに久保田厩舎は、新潟得意。今週は勝負掛かりの馬が多い。アスカクリチャンの前走は、追い出しのタイミングを計る余裕。当該マイルは、水を得た魚のように走る。ラインジェシカも、高いレベルで好調をキープ。ナリタスレンダーの、武豊の決め打ち。ダブルレインボーの上昇度が、これに割って入る。

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