クラスの壁という概念がある。競馬のクラス分けは上に行くほど強い馬の集まりなわけだから、ある馬がどこかで出世の限界に行き当たることはもちろんありうる。しかし一方で、クラスの壁という概念はちょっとファンに意識されすぎているようにも思える。
実際、調べてみると準オープンあたりでは、同級に定住している馬と昇級馬の比較で後者が優るケースは多い。例えば
丹沢Sの行われる東京ダート2100mの準オープンだと、2003年のコース改修以降、前走も準オープン戦に出走していた馬の連対率が12.3%なのに対し、昇級戦の馬は23.5%。実に倍近い数字になっている。
前走勝ちが明らかにフロックだったというケースを除けば、昇級馬は常に狙える存在だ。ここでは◎
ポイマンドレース。休み明けだが、次走買うというのではもう遅い。昇級となるこのタイミングで買っておきたい。