110台の指数を持つメンバーが揃った、関東圏の準OPにしては高レベルな一戦。ただし、1600m以下のレースを差す形で高指数をマークしている馬が多いのも事実。前が手薄なメンバー構成だけに、500万クラスを逃げて｢111｣、1000万クラスを先行して｢110｣をマークしているメイショウダグザを狙いたい。

　アドマイヤロイヤルを本命に推す。ダートに舞台を移して2戦目だった前走を快勝。血統背景は優秀で、まだまだ伸びシロが見込める好素材。今週の動きも上々で好調キープ。昇級戦でも勝ち負けを期待していいだろう。
　
　対抗にはキングパーフェクト。距離が課題と思われた前走で、3着としっかりと対応して見せたように、地力アップは間違いない。どのような展開にも対応できるの強みで、好勝負が見込まれる。
　
　3走前にこのクラスで2着のセイリオスは、レース振りに安定感を増している。能力も高く逆転の可能性を秘める存在。
　
　以下、ロンギングスター、ヒラボクワイルド、メイショウダグザ、キャプテンルビー、グラヴィテーションなども差はなく混戦模様。

　11月の東京で、1分37秒4。2着から10着の降着も含め、当該マイルは[3-2-0-2]という、高い適性をもつセイリオスだが、前走は調整ミスか(震災の影響もあったか)。ややトモが尖り気味で、気迫もひと息。消化不調の4着に沈んだが、短期放牧でリフレッシュ。プラス体重で出走できれば、巻き返し濃厚。
　
　ロンギングスターも、震災の影響で、前走は止むなく関西遠征。輸送が響き、マイナス6kg。ガス欠を起こして6着に終わったものの、本命馬と同時期に1分37秒2の好タイムあり。
　
　若干記録は古いが、グラヴィテーションも昨年5月に1分37秒0。東京1600ダートは、テッポウ勝ちも含め[3-0-1-0]。ここは狙った鞍か。
　
　キングパーフェクトは、マイルだと終いの切れが少し甘くなる。アドマイヤロイヤルも、馬体はパンパンに張っているが、昇級が微妙。

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