【中山6Fの聖者】
セイクリムズンは、幸とのコンビで、昨年のカペラSを1分9秒7で強襲。大井のJBCスプリント後、積み重ねた調教時計は6本。特にこの二週は、栗東坂路50から51秒台を目いっぱい。カペラS連覇に向け、意欲満々の東上とみた。当面の目標は
ケイアイガーベラ。リキみの多い競馬が続き、一昨年のプロキオンSのレコ勝ちが色褪せつつあるが、二走前のプロキオンSの1200m通過は1分9秒5。関東圏での輸送競馬に課題を残しているものの、6Fに距離短縮で、まだ新味あり。
セレスハントは、JBCスプリント5着。馬群を割るか外を回すか。コース取りに斟酌したぶん、クリムズンに0秒2遅れをとったものの、上がりそのものは速い。力量は、ほぼ同列とみていい。
ティアップワイルドは、昨年のカペラS・クビ差の2着。〔2100〕という、中山1200ダートを逆算する形で、ローテを組んでいる。