シリウスSが阪神ダート2000mで行われるようになったのは2007年。過去4年の馬券圏内馬の調教内容を調べてみましたが、決め手になりそうな調教データはありませんでした。しかし、すごく単純な検証で出た数字がコレです。
[4-0-1-4] 単回収291% 複回収171%
勝ち馬すべてがこのデータに該当するダイヤモンドクラスの鉄板。実はコレ「中2週での出走成績」と実に簡単な検索で出た成績なのです。
そして、勝ち馬はすべて阪神ダート1800mで行われた
オークランドRCTに出走していました。
距離こそ1F違いますが、同じ阪神ダート1800mで競走していることが、このレースにとって適性アップの条件ということなのでしょう。4年も連続でこの事象が続いている限り、単なる偶然ではないと判断しました。
今年も
オークランド組は◎
タガノロックオン。
まして阪神ダート2000mに適したCW追いで仕上げているのであれば、まずこの馬の単は間違いないでしょう。
勝ち馬は中2週から選ぶとして、あとは相手。
ローテーション成績から目立っているのは[0-2-1-9]と複勝率25%の中9週以上半年以下の休養明け。詳細内容を見ると、ここには調教タイプを絡ませる必要があります。
馬券に絡んだ、のべ3頭は標準併用、一杯平均併用、標準併用とすべて併用。しかも調教本数が標準以上です。
中2週であれば、調教本数は1本でも構いませんが、休養明けの場合は最低でも6本の調教本数が必要、坂路とトラックの併用なら、さらに評価できるというわけです。
これに該当したのが○
キングスエンブレム。休養明けですが、きっちり標準併用に仕上がっているので、最強の2着3着候補。
あとは昨年の3着
チョイワルグランパと同厩舎で同ローテーション(
松戸特別1着)、そして調教タイプも同じ、坂路で調教本数多い△
タナトスを押さえれば3連馬券は完成します。