【適鞍・適距離】
皐月賞2着、不良馬場のダービーは7着。
菊花賞は折り合いを欠いて5着と、クラシックの夢はついえた
サダムパテック。能力だけで、なんとか三冠でも格好をつけたものの、本質はマイルをベースとした、2000mが
マキシマムの中距離馬。1800mの
鳴尾記念は、出直しや適性を問い直す意味でもベストの条件。
フレールジャックにも、ほぼ同様のことが言える。7月の
ラジオNIKKEI賞・1分46秒9や、
神戸新聞杯3着で、ほぼサダムと五分のところに追いついている。割って入れば
ダノンスパシーバ。前回は気持ち悪いくらいの強さ。上昇3歳二騎をハネ返すシーンも。
レッドデイヴィスは、対戦比較のみを題材に、一部マスコミ記事では、世代最強のマイラーとも書かれているが、
毎日杯は
スプリングSより明らかに低レベル。久々云々ではなく、個人的にはサダムやフレールの力上位に見ているが、さて。