浅いキャリアの馬も多い今年のラジオNIKKEI杯2歳Sですが、先週の
朝日杯FSよりも来年の牡馬クラシック戦線に直結しそうなメンバーが揃いました。早速ですが、過去5年の同レース勝ち馬とその調教タイプを見てみましょう。
2006年
フサイチホウオー/標準多め坂路
2007年
サブジェクト/標準多めトラック
2008年
ロジユニヴァース/標準坂路主体
2009年
ヴィクトワールピサ/標準多め併用
2010年
ダノンバラード/標準多めトラック
5頭のうち、4頭に共通するのが「標準多め」という調教本数の多さ。また2007年以降はトラックもしくは併用系統という調教馬場の共通点もあります。以上の点から上位人気で評価を下げるのは
グランデッツァ。休養明けというローテーションは気になりませんが、調教本数が少なく、標準少めトラック主体ではどうにもなりません。
2戦2勝の◎トリップにとっては調教タイプから最適なレースだと言えます。1週前追い切りでは
レーヴディソールが見劣る完璧な動きを見せ、今週も万全の走り。もし逆転できるなら標準多め併用の○
ブライトライン。最終追い切りの動きを見ると、内回りでタイトなコーナーリングはこの馬にとって最大の武器。早目先頭に立ってしまえば、後続を封じる可能性もあります。
同じく標準多め併用▲
アダムスピークも不気味ですが、やっぱりキャリア1戦は不利。ただ新馬時よりも攻め強化しているだけに、上積みは大きいでしょう。あとは坂路単一調教馬ですが、2着3着なら△
サンライズマヌーと△
ゴールドシップ。
1.
エタンダール
今回:標準併用
前回:標準多め坂路主体
2.
アダムスピーク
今回:標準多め併用
前回:標準併用
3.
ゴールドシップ
今回:標準坂路
前回:乗込トラック
4.
シンゼンレンジャー
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均併用
5.
ハタノヴァンクール
今回:スパルタ併用
前回:馬ナリ平均トラック
6.
エーシングングン
今回:標準トラック
前回:一杯平均トラック
7.
サンライズマヌー
今回:標準多め坂路
前回:標準多め併用
8.
タガノグーフォ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路主体
9.
ハッピーウィーク
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路
10.
ブライトライン
今回:標準多め併用
前回:標準坂路
11.
フレージャパン
今回:一杯平均坂路
前回:標準坂路
12.トリップ
今回:標準多めトラック
前回:標準多めトラック
13.
グランデッツァ
今回:標準少めトラック主体
前回:馬ナリ平均トラック
14.
マイネルエクレウス
今回:連闘
前回:標準トラック
15.
メイショウデビッド
今回:標準多め坂路
前回:一杯平均併用
16.
エネアド
今回:標準併用
前回:馬ナリ平均併用