【ほぼ順当】本格化なった
ミトラの連勝に期待だ。前回の東京戦以前の3勝は、すべてダート。脚元が固まりきれず、負担の少ない砂を中心に大事に使われてきたが、新馬戦以来2年半ぶりに芝を試したところ、東京1400mを1分19秒6のレコードで快勝。馬場コンディションに恵まれたにせよ、1000m通過は57秒0―1200m通過・1分8秒1というHペースを楽々と好位追走。すぱりと抜けきった3馬身差は体質強化の現れだろう。連勝記録を伸ばし、いざサマー・ス
プリントシリーズへと駒を進めたい。対抗には
ダンスファンタジアを抜擢。3歳春は、
フェアリーS優勝を手土産に、母の軌跡をなぞるように、
桜花賞へと駒を進めたが、輸送による体重減や折り合いになき、素質を生かし切れず。長く勝ち星から遠ざかっていたが、Hピッチで流れる6ハロン戦なら追走もスムーズ。折り合って、もうひと脚が使えることを、前走の上り33秒4で確認できた。割って入れば
ボストンエンペラー。昨夏の小倉シリーズで、現級の準OPを3・2着した、夏季稼働型の実力馬。稽古は元々動かないタイプ。調教タイムも昇級も、あまり気にしなくていい。
ジュエルオブナイルも、さかのぼれば小倉2歳Sの覇者。この中間は調教メニューも順調に消化できている。前走が二けた着順だけに連下にとどめたが、
ニシノステディーも夏は得意。
ゲットフルマークスも、イレ込みがキツくなければ前走くらいはやれる。