今週土曜日の新潟競馬場でのメインレースは1600万下クラスのハンデ戦、越後Sです。

　本命にはアイアムルビーを推します。前走は前に行く有力馬が揃っていたためハイペースになり、先行したこの馬にとって展開が向きませんでしたが、今回は強力な先行馬は前走よりも少ないので期待できます。さらに今回のメンバーでは最もこのクラスで安定した成績を残しているのでこの馬を軸とします。

　対抗にはナムラジュエルです。現在2連勝中で、その2勝はともに新潟コースでのものとなっており、新潟コースを得意としています。さらに1200m戦ではすべて連対しており今回の条件は最適です。今回初めての1600万下クラスでのレースとなりますが、今回条件がよいので期待します。

　3番手にはフィールドシャインを推します。前走の北陸ステークスでは展開が向いた面もあると思いますが、タイム差無しの2着と好走しました。脚質的には展開に左右されますが、今回内枠なのでスムーズに運ぶことができれば魅力的です。

　押さえには左回りで結果を残しているモズベラベラと前々走に同条件で圧勝しているコウエイフラッシュです。

東大ホースメンクラブ　キャラメル

【混戦】アイアムルビーは前走1番人気で9着も流れが厳しかった。引き続き状態良好で巻き返しは必至。サザンブレイズはダートに舞台を戻して2連勝。力をつけており昇級戦でも対応できる。モズベラベラもダートで底を見せておらず圏内の1頭。マイペースで運べればナムラジュエルの粘り込みも十分。フィールドシャインも底力上位でハンマープライスとコウエイフラッシュも侮れない。

【上昇一途】勢いならモズベラベラ。尾頭橋特別は9番人気で2着。距離適性や能力のマキシマムが見え辛かったが、前走の香嵐橋特別は、1200m通過が1分10秒1。残り1Fの時点で先頭に立ち、後続を封じ込める寄り切り。脚抜きのいい馬場とはいえ、1分22秒8という走破タイムも精度が高い。ハンデは54キロ、中間の調教もハード。馬は緩めていない。ナムラジュエルは、500万・1000万を連勝。二走前の1分10秒7の時計の意味を証明してくれた。もちろん、記録上も、まだ準OPでも通用する。しかし、OP下りのいるこの組み合わせだと、目に見えないプレッシャーや疲労も考えられる。単穴はアイアムルビー。いかにも前走が不甲斐ないが、2-3歳時ほどの安定感はもうない。鞍上は蛯名。北陸Sでは、フィールドシャインより印を上にとった馬だった。中館騎乗のサザンブレイズも僅差。

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