11R

ヴィクトリアマイル

15:40発走 / 芝1600m (左 B) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 東京 8日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際) 牝(指) 定量 18頭
本賞金:9000,3600,2300,1400,900万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 井崎脩五郎の予想

井崎脩五郎の見解

・前走、牝馬限定戦に4番人気以下で出走して、2着以下だった馬
※東京過去6年[0-0-0-35]
●2011年該当馬→グランプリエンゼル(4着)、アンシェルブルー(5着)、ブロードストリート(9着)、コスモネモシン(11着)、カウアイレーン(12着)、オウケンサクラ(15着)、アプリコットフィズ(17着)
○2012年該当馬→レディアルバローザキョウワジャンヌマイネイサベルアニメイトバイオフミノイマージンチャームポットエーシンハーバードナウブルー

・芝G1勝ち馬をのぞく、馬番14番-18番に入った馬
※東京過去6年[0-0-1-23]
●2011年該当馬→ディアアレトゥーサ(10着)、ブラボーデイジー(16着)、アプリコットフィズ(17着)
○2012年該当馬→オールザットジャズエーシンハーバードナウブルーレインボーダリアアスカトップレディ

・前走1200m戦出走馬
※東京過去6年[0-0-0-2]
●2011年該当馬→該当なし
○2012年該当馬→グランプリエンゼル

2011年残った馬→アパパネブエナビスタレディアルバローザスプリングサンダーアニメイトバイオワイルドラズベリーショウリュウムーンエーシンリターンズ

【昨年結果】
1着:アパパネ(○)
2着:ブエナビスタ(○)
3着:レディアルバローザ(○)

2012年残った馬→マルセリーナスプリングサンダーアパパネクィーンズバーンアプリコットフィズホエールキャプチャ

井崎:これは、須田クンに恩を売ったと考えていいんだろうか?

須田:ええ、本当にありがとうございます。カレンブラックヒル、展開に恵まれた面もありましたが……それにしても強い競馬を見せてくれましたよ。感無量ですねえ。

井崎:しかも、天皇賞・春の日に出たWIN5の2500万も当ててるんだって!? そういう噂は聞いてたけど、まさか事実だったとはなあ……嗚呼、妬ましいっ!

須田:そんなストレートな反応をしてくれるの、井崎センセイくらいですよ(笑)。ボク自身、いまだに現実感がないというか……まあ、税金でかなり持っていかれますがね!

井崎:ああ、ちゃんと申告するからこそ、公表したんだもんな。それにしてもツイてるというか、乗りに乗ってるというか。今まで頑張ってきた甲斐があったねえ。

須田:だからといって、当コラムが先週もハズレだった件について、うやむやにはしませんけどね(笑)。ま、クラレントの3着を当てるのはかなり難しかったとは思いますが。

井崎:そうだよなあ。「同厩の2頭出しは人気薄を狙え」って格言を、このタイミングで思い出して実行した……ってパターンくらいしか、的中できそうにないよな?

須田:そういう馬だからこそ、15番人気なんですけどね。ま、とっとと気分を切り替えて、今週のヴィクトリアマイルに全力投球していただきましょう。

井崎:ではさっそく消去ネタの内容に入るけど、最初のはいわば、ヴィクトリアマイルで勝ち負けするための「必要条件」。でも、今年は意外に該当馬が多いんだよなー。

須田:しかも、レディアルバローザアニメイトバイオフミノイマージンなど、けっこうクサい馬が該当してますよね。コレ、ホントに消しちゃって大丈夫ですか?

井崎:過去6年で[0-0-0-35]と3着にすら来られていない、鉄板パターンだからね。今年みたいな混戦だと、ある程度はバッサリ斬っていかないと馬券が買えなくなっちゃうよ。

須田:確かにここは、オッズもかなり割れそうですもんね。で、次が外枠の消去ネタ。ここでは、ヘタすると1番人気もありそうなオールザットジャズが該当してますね。

井崎:うーん、確かに前走は強かったけど、オープン実績が牝馬限定戦だけっていうのは、ちょっと気になるよな。やっぱり、混合戦での実績を重視すべきだと思うぞ。

須田:なるほど、「牡馬と戦ってきた馬を買え」っていうのは、牝馬限定戦におけるセオリーですもんね。過剰人気の可能性アリの人気馬として、チェックしておきましょう。

井崎:で、最後に前走スプリント戦のグランプリエンゼルを消して、残ったのがこの6頭。2頭のG1馬もキッチリ残っているし、バランスのいいラインナップになったよな。

須田:そうですね、トリガミにもギリギリならない線ではないかと。もう1頭消せればもっと安心なんですが、それはちょっと難しいですかね?

井崎:うん、それをやると、馬券に絡む馬を高確率で消す自信がある(笑)。それに、マルセリーナアパパネで決まってもソコソコ配当がつけるだろうし、大丈夫じゃないか?

須田:うーん、人気が読めないので断言はしかねますねえ。でも今回は、ネタの内容も、残っている馬のラインナップも悪くないと思いますよ。

井崎:……須田クンがまったく異を唱えないというのも、なんか気持ち悪いなあ。でも、自信度がソコソコ高いのも事実。ここは久々に、G1的中の美酒を味わいたいねえ!
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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

1

1点 400円

馬連BOX

1

9

10

12

14

10通り 各300円

馬単フォーメーション
1着

1

12

14

2着

1

9

10

12

14

相手
12通り 各300円
3連複軸2頭流し
軸1

12

軸2

1

相手

9

10

14

3通り 各200円

3連単フォーメーション
1着

1

12

2着

1

12

14

相手

1

9

10

12

14

12通り 各200円

東大ホースメンクラブの見解

 本命はマルセリーナ。前走は別定GIIで56kgを背負って僅差の2着と、勝つにはいたりませんでしたが十分な成績を残しています。マイルGIを勝っているだけに、ここでの期待も高まります。 

 対抗はホエールキャプチャ。GI経験が豊富で、成績も悪くありません。前走だけはGIIIで5着とこの馬にしてはふがいない結果に終わってしまいましたが、それだけで見限るのは少し早いといえるでしょう。 

 3番手評価はオールザットジャズ。最近急激に成長し、前走GIIIで重賞初勝利を飾りました。過去にはGIを走った経験を持っており、メンバーが手薄な今回はこの馬にもチャンスがあると言えます。 

 4番手評価は、グランプリエンゼル。成績を見る限り絶好調というわけではありませんが、去年はこのレースで4着に入っており、また久々の牝馬戦ということで少し評価を上げました。 

 5番手評価は、フミノイマージン。最近は調子が良いようで、無印にするには怖いです。

東大ホースメンクラブ おにぎり

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

7

相手

1

12

14

3通り 各3000円

馬単1着流し
1着

7

相手

11

16

2通り 各500円

望田潤の見解

 ◎アパパネキングマンボとデピュティミニスターからパワーを、ミスリーフとボールドビダーのナスキロクロスから柔らかさを、そしてトムフールのクロスから俊敏で無駄のない動きを受け継いでおり、1800m前後ならばコースや馬場を問わないオールラウンダー。叩き2走目は[4-0-1-0]で、唯一の敗戦は距離が少し長かったエ女王杯。連覇とみたい。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

3

1点 1700円

複勝

3

1点 2000円

馬連流し

3

相手

1

2

6

10

12

14

16

7通り 各300円

3連複軸1頭流し

3

相手

1

2

6

10

12

14

16

21通り 各200円

井内利彰の見解

 私の取材範囲上、栗東所属馬に限られますが、今週の追い切りを見て、具合の良さが伝わってくる馬が多くいます。本来ならその中で印の順番を付けてもよかったくらい。ただ、過去のヴィクトリアMの好走馬の調教タイプからは一定の傾向がありますので、そこは重視した上での印を打ちたいと思います。

 その「一定の傾向」は調教本数少ないタイプは馬券圏内皆無、トラック単一調教馬は連対皆無というデータ。これはヴィクトリアMが新設されて以降、継続されているので、非常に重要視しないといけないでしょう。これに該当する△ドナウブルーと☆マルセリーナは調教タイプからは印を打てないんですが、どちらも追い切りの動きは抜群。その点を評価して印だけ打たせてもらいました。

 また、調教本数の多さが適性を上げるレースですので、本命候補は3頭に絞りました。その中から◎キョウワジャンヌを選択したのは、前走からの変わり身の大きさ。馬体重が減って、まともに最終追い切りができなかった前走でしたが、今回は東京競馬場への輸送前日に坂路で15-15を乗る意欲的な調教。最終追い切りでは以前見せていた首を横に向けるシーンもなく、まっすぐ駆け上がっており、明らかな具合の良さ、精神的な成長があると思われます。5走前の新潟、そして坂路での動きを見る限り、左回りは適性十分です。

 ○オールザットジャズは角居勝彦厩舎の勝負調教(近日発売の新書)に該当しており、これまでとほぼ変わらない調教内容。ただ1週前を坂路で追って、最終追いは3頭併せの最内。この2点がこれまでと違っているので、対抗評価としました。

 ▲レディアルバローザは昨年3着時と同じ標準多め併用。最終追い切りの内容もほぼ同じといってよいだけに、こちらを本命にすることも検討しましたが、1週前追い切りがDPだったことが相違点。大した問題ではないような気はしましたが、最終的にはそこが気になっての評価です。

 △ホエールキャプチャ、△スプリングサンダーは坂路調教馬として2着3着というイメージ。△フミノイマージンは調教タイプは悪くないけど、最終追い切りが少し軽くなったという印象があります。

1.マルセリーナ
今回:標準多めトラック
前回:標準トラック

2.レディアルバローザ
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

3.キョウワジャンヌ
今回:標準坂路主体
前回:馬ナリ平均併用

4.マイネイサベル
今回:標準トラック
前回:標準トラック

5.アニメイトバイオ
今回:標準多めトラック
前回:標準多め併用

6.スプリングサンダー
今回:標準坂路
前回:標準坂路

7.アパパネ
今回:標準多めトラック
前回:標準坂路主体

8.クィーンズバーン
今回:標準坂路
前回:標準坂路主体

9.グランプリエンゼル
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

10.フミノイマージン
今回:標準トラック主体
前回:標準少めトラック主体

11.アプリコットフィズ
今回:標準多め坂路
前回:乗込坂路

12.ホエールキャプチャ
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

13.チャームポット
今回:標準坂路
前回:標準少め坂路

14.オールザットジャズ
今回:標準多め坂路
前回:乗込併用

15.エーシンハーバー
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

16.ドナウブルー
今回:標準少め坂路
前回:一杯平均坂路

17.レインボーダリア
今回:標準多めトラック主体
前回:標準多めトラック主体

18.アスカトップレディ
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

8

-

12

1点 1000円

馬連

2

-

8

1点 500円

馬連流し

8

相手

10

14

2通り 各1700円

ワイド

8

-

12

1点 1000円

ワイド

2

-

8

1点 500円

ワイド流し

8

相手

10

14

2通り 各1800円

山崎エリカの見解

 最大の見所は「休養明け2戦目女アパパネの連覇なるか?」ということでしょう。昨春のアパパネは休養明けのマイラーズCで、シルポートクレーバートウショウの行ったきりのゆったりとした流れを、大外18番枠から終始外々を追い上げる見せ場のある内容で4着に破れた後、同レースを勝利しました。

 昨年のヴィクトリアマイルは、ブエナビスタが本調子ではなかったこと、オウケンサクラが3F目からラストに向かって減速するスプリント戦のような流れを利した勝利ではあったもの、1分31秒9の高速決着で、大外16番枠から再び終始外々を回るロスある内容での勝利でした。3年前の勝ち馬ウオッカや一昨年の勝ち馬ブエナビスタ級ではないにしても、牝馬限定戦ならさすがにトップクラスであることを証明してくれました。

 しかし、アパパネは昨秋緒戦の府中牝馬Sで見せ場のない14着に敗れます。その時、関係者から囁かれていたことは「お母さんの身体になってしまって、なかなか体が絞れない」ということでした。しかし、次走のエリザベス女王杯では一変。シンメイフジがレースの前半から、一気に後続を引き離す超オーバーペースを、ヴィクトリアマイルの時のように展開を利してではなく、今度は3番手追走から直線で一旦先頭に立つ内容の濃い3着に巻き返しました。

 今回のアパパネは休養明け緒戦でトンコロしたという意味では昨秋と同じような状況ですが、異なるのは一昨年は休養明け3戦目のエリザベス女王杯でも3着に好走したのに対して、昨秋の休養明け3戦目の香港マイルでは全く見せ場がなかったことです。競走馬の衰えは人間と同じで一気にくるものではなく、徐々にくるものですから、それに関しては単純に調子落ちと考えるのが順当です。しかし、今回で復活する保障もありません。

 また、土曜日の外差し有利の傾向を見るとアパパネを無印にしてはいけないような気がしてしまうのですが、5冠馬に中途半端に印を打つのも失礼なので、ここは潔く無印とし、新興勢力の浮上を期待します。

 その新興勢力とは前哨戦の阪神牝馬Sを逃げ切った◎クィーンズバーンです。クィーンズバーン阪神牝馬Sを11番人気で逃げ切ったことから、一般的に展開に恵まれての勝利だったと言われています。しかし、3番手を追走して16着に敗れたフォーエバーマークが次走の福島民有Cで3着に巻き返しているように、道中で緩みのないオーバーペースだったことは明らかです。

 ヴィクトリアマイルで例年有力視される阪神牝馬Sの勝ち馬でありながら、これほど人気がないのも珍しいので、4年前に阪神牝馬Sを5番人気で逃げ切り、このレースで穴を開けたエイジアンウインズのパターンを期待してみます。クィーンズバーン阪神牝馬Sでマークした指数はエイジアンウインズほど高くないのですが、土曜日の差し有利の傾向が良いけん制となり、他馬が競りかけていかなければチャンスがあるでしょう。

 ○は昨秋の牝馬重賞で3勝を挙げているフミノイマージン。昨年のエリザベス女王杯は休養明け好走の反動で8着大敗を喫しましたが、牝馬限定G1ならば通用する力はあり、不利やロスがあっても大崩れしないのが魅力です。

 ▲は昨年暮れから上昇一途のオールザットジャズ。前走の福島牝馬Sは前半で脚をうまく溜めたとはいえ、ハイペースを早めに抜け出す競馬で、着差以上に強い内容でした。まだまだ伸びていく可能性のある馬ですが、展開が前に向くという決め打ちしていることから狙い下げました。

 高橋学の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

11

1点 1000円

複勝

11

1点 1000円

馬連流し

11

相手

1

2

7

14

4通り 各2000円

高橋学の見解

過去6回から、■消える馬・□残る馬をチェック。

■3キョウワジャンヌ…前々走に重賞戦3着内の好走がなく、前走10着以下かつ0秒6以上敗退馬は[0-0-0-16]。

■4マイネイサベル…芝0-2勝馬は[0-0-1-11]。

■5アニメイトバイオ…1600m戦を4回以上走って0-1勝馬は、前走4月以降の1600m以上芝の重賞戦連対馬を除き[0-0-1-25]。

■6スプリングサンダー…前3走内にGIII以下の芝良・稍重で1秒以上惨敗があった馬は、前走芝の重賞戦連対馬を除き[0-0-0-22]。

■8クィーンズバーン…前3走内に非重賞戦で連対外がある馬は、前走1600m以上の芝重賞戦で連対があった馬を除き[0-0-1-25]。

■9グランプリエンゼル…左回り芝を経験して0勝馬は、前2走内に1400-1800mの芝重賞戦連対歴ある馬を除き[0-0-0-17]。

■10フミノイマージン…6歳以上馬は[0-0-2-21]。

■12ホエールキャプチャ…2か月以上の休養馬は、前走GI戦3着内・GII戦連対・GIII戦1着馬を除き[0-0-0-7]。

■13チャームポット…着外が10回以上ある馬は、前3走内にJRAの重賞戦・斤量53kg以上3着内好走or芝のOP戦・斤量55kg以上3着内好走があった馬を除き[0-0-1-18]。

■15エーシンハーバー…前3走内に芝の重賞戦5着内・OP戦連対・準OP戦1馬身以上1着がなかった馬は[0-0-0-22]。

■16ドナウブルー…前走GIII以下戦10着以下の大敗馬は[0-0-0-11]。

■17レインボーダリア…芝1600mの持ち時計が1分34秒0を切っていない馬は、前4走内に重賞戦連対歴がある馬を除き[0-0-0-21]。

■18アスカトップレディ…前走GIII福島牝馬S敗退馬は[0-0-0-24]。

以上から残ったのは□1・2・7・11・14の5頭。

□11アプリコットフィズ…距離実績に注目。1600mを6回以上走って、その連対率が4割以上あった馬は[4-1-1-11]。このうち、(a)2か月以上休養馬×・(b)6歳以上馬×・(c)前走10着以下大敗or前2走内に芝1600mで1秒以上惨敗×・(d)前4走内に重賞戦3着内好走なしor前2走内に条件戦連対外あり×・(e)15戦以上消化し3勝以下×、以上の5項目をクリアしていた馬は[4-1-0-0]。アプリコットは、1600m戦[3-3-0-4]・連対率6割で、その3勝はGIIIクイーンCを含む東京芝で挙げたものとコース適性も高い。

□14オールザットジャズ…例年レベル的に?の福島牝馬Sを勝った馬。今年も出走メンバー16頭中、前走準OP以上戦で連対はオールザット1頭のみ、また前3走内に重賞戦・斤量53kg以上で3着内の好走歴があった馬もオールザット以外に3頭がいただけ。1馬身1/4差の快勝と上昇軌道に乗るも、GI戦の速い流れに対応できるかがカギ。

 三田明太の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連複フォーメーション
1着

2

3

5

2着

2

3

5

相手

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

16

18

40通り 各100円
3連複フォーメーション
1着

2

2着

2

3

4

5

11

相手

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

58通り 各100円

三田明太の見解

 昨年のヴィクトリアマイルは指数的に高レベルレースで、1000m通過55.9秒のハイペースを、中団後方で構えたアパパネブエナビスタが「118」をマークしてワンツー決着。得意の叩き2戦目で定石通りに変わるのであれば、アパパネが格上の存在だが、妙味的には昨年3着のレディアルバローザを狙いたい。

 昨年は上位2頭は逆に、内枠から先行する形になったが、持久力指向の適性を考えれば、自ら消耗戦に持ち込んだ判断は納得で、指数的にも自己最高の「116」をマークしている。

 昨年と同じローテ(中山牝馬Sヴィクトリアマイル)が取れたにも関わらず、間に阪神牝馬Sを挟んだ意図は分かりかねるが、少なくとも前走の10着大敗で、オッズ面の妙味が出たのは確か。2走前に距離延長で自己2位の「114」をマークしているだけに、最高指数をマークした舞台での再激走を期待したい。

 秋華賞で「110」をマークした実績がある叩き2戦目のキョウワジャンヌ、昨年は半年振りでプラス24キロだったにも関わらず、勝ち馬とは0.4秒差で「113」をマークしていたアニメイトバイオを絡めた馬券で。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

5

-

10

1点 2000円

馬連

5

-

11

1点 2000円

馬連

5

-

7

1点 1500円

馬連

5

-

12

1点 1000円

馬連

5

-

16

1点 1000円

馬連

10

-

11

1点 1500円

馬連

7

-

10

1点 1000円

古澤秀和の見解

1番:悪くない。
5番:絞れたし、馬場合うので巻き返し期待。
7番:絞れて張りも出た。
10番:凄い体つき。
11番:柔らかさ出てグンと上向いた。
14番:柔らかいが、やはり中距離の方が良さそう。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

3

7

10

12

14

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

14

相手

3

7

10

12

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

12

相手

3

7

10

14

16

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【上位拮抗】前走は惜しくも届かなかったものの復調気配十分のマルセリーナは舞台もベストの印象で本命とした。前走快勝のオールザットジャズは力量アップ中で逆転も十分。ホエールキャプチャも状態上々。念願のG1制覇を成し遂げたいところ。実績最上位のアパパネもまだまだ見限れない。ドナウブルーは巻き返し可能。フミノイマージンキョウワジャンヌも能力差は感じない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

丹下日出夫の見解

ヒロイン登場】主役はオールザットジャズ。3歳夏から秋にかけての新潟遠征時の印象は(1着・2着2回)、どこか神経質で、いかにもタニノギムレット産駒の、線の細さを感じた。中央場所は、たぶん輸送や坂に泣く馬だろう。エリザベス女王杯には出走したが、本当にOPを張るまでには、正直一年以上はかかるのではないかと、思っていたが、12月の境港特別を境に馬が激変。腰回りが膨らみ腹に実が入り、肌艶と馬体の張りが際立ってきた。中山牝馬S2着は、展開が嵌ったからではないかとする向きもあったようだが、前走の福島牝馬Sは、1000m通過58秒2―1600m通過1分34秒4という、能力の在り処がわかりやすい平均ラップを、好位の5、6番手から「勝ちに」出て、最後の2Fは11秒5―11秒7で完勝。自信が確信に変わった一戦だった。前回の福島牝馬Sと同様、まずは好スタート。シンプルな競馬を心掛ければ自ずと結果はついてくる。相手本線はアパパネ。馬体が絞り切れず、昨年のヴィクトリアマイルから一年、勝ち星から遠ざかっているが、この中間は北Cコースで7ハロン追いの猛調教を課し闘志を鼓舞。500キロを切れば、再び牝馬の頂点と、GI・6勝が見えてくる。マルセリーナは、前走の阪神牝馬Sは56キロのぶん、クビ差2着に惜敗したが、今度は55キロ。昨年のオークス東上時とは、心身ともに実の入り方が違う。フミノイマージンは、マイルの東京新聞杯が4着、1400mの阪神牝馬Sを0秒1差の3着に猛追。トモの筋肉が盛り上がり、ヴィクトリアマイル仕様にと、ドンピシャのローテを歩んでいる。上位争いのためには、ドナウブルーは輸送減りがカギ。ホエールキャプチャは、460キロ台に馬体を絞りたい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

4

10

14

18

12通り 各400円

3連単BOX

4

10

14

18

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

7

12

14

16

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

7

12

14

16

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎フミノイマージンは「マンハッタンカフェ×ディキシーランドバンド」という組み合わせ。母シンコウイマージンノーザンダンサー2×4で、これは「母にノーザンダンサーの強いクロスを持つ」という父マンハッタンカフェの成功パターンに合致する。

 母の父ディキシーランドバンドはスタミナと底力を武器とし、04年にアメリカで母の父ランキング首位に輝いた。ハイペリオンが豊富に織り込まれているので底力があり、大舞台で一発が期待できる血統だ。2000mに実績があるが、東京芝1600mはタフな条件なので、それぐらいをこなせるスタミナがあったほうが好ましい。1400m→1600mという距離延長は大きなプラス材料。

 奥田隆一郎の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

2

7

12

2着

1

2

4

7

11

12

16

相手

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90通り 各100円

奥田隆一郎の見解

 奥田隆一郎の新刊『「直結コース」の激走馬を買うだけで高配当が鮮やかに当たる「直結式」馬券術』(東邦出版)の重版(増刷)が決定しました。単行本を読んでいただいた皆様、ありがとうございます。

 ◎ホエールキャプチャは、同コースのクイーンCの勝ち馬。さらに直結コース阪神芝1800mのローズSを勝利している。直結コースと同コースで重賞を制したことから、コース適性と実績の両面から推奨される。前走は休み明けと中山の重馬場の影響で凡走したが、2走目の上積みがあって直線の長いコースに替わることから巻き返せる。

 ○アパパネは、昨年のヴィクトリアマイルの勝ち馬。休み明けは走らず、2戦目で変わり身を見せるのはいつものこと。3歳秋にローズS4着→秋華賞1着、昨春はマイラーズC4着→ヴィクトリアマイル1着、秋は府中牝馬S14着→エリザベス女王杯3着となり、2戦目のGIで結果を出してきた。休み明けの前走を凡走したが、2戦目のGIレースで変身を期待する。

 ▲レディアルバローザは昨年のヴィクトリアマイル3着馬、2着はブエナビスタなので、この結果は評価できる。また、ヴィクトリアマイルで穴をあける馬は、内枠の先行馬が圧倒的に多い(一昨年は1枠2番が8人気2着、09年は1枠2番が11人気2着、1枠1番が7人気3着など)。昨年のレディアルバローザは2枠4番からのスタートで馬券になったが、今年も1枠2番を引き当て枠順に恵まれた。

 △マイネイサベルを、◎とセットで推奨する。同コースのクイーンCと直結コースのローズSを2着に激走したが、どちらのレースもホエールキャプチャが勝ち、その2着で馬券になった。ちなみに前々走の中山牝馬Sもハナ差の同タイムで走っている。マイネイサベルの方が人気はなく、穴馬としても注目したい。

 △ドナウブルーは、直結コースの京都マイルにて京都牝馬Sを勝利した。デビューから4戦連続で1人気に支持されながら出世が遅れたが、古馬になってやっと重賞を制した。前走は重馬場の中山を惨敗したが、直線が長くて広いコースに替わるため、巻き返しを警戒する。

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