グレード制導入のS59年以降の28年分から「消える馬」をチェックしてみよう。なお、H8・14年は東京で開催された点に注意。
■
アクシオン……8歳以上の超高齢馬は[0-2-1-31]だが、前2走内(前年11月以降に限る)に芝のレース斤量57kg以上で重賞戦0.4秒差内好走・OP戦1着の好走歴があった馬を除くと[0-0-0-27]。
■
エオリアンハープ……前2走ともG1戦以外を使用して、前走非重賞戦で連対を外していたハンデ52kg以上の牝馬は[0-0-0-17]。
■
エーシンジーライン……前走G3以下の芝のレース斤量56kg以下で着順掲示板を外す6着以下だった7歳以上高齢馬は[0-0-2-24]。
■
ダイワファルコン……前走OP戦で0.6秒以上敗退のハンデ55kg以上馬は[0-0-0-30]。
■
ダンスインザモア……前走G1以外の1800m以上芝のレースで10着以下大敗を喫していた馬は、前3走内に重賞戦3着内好走歴があった馬を除き[0-0-3-32]。
■
デストラメンテ……前3走ともG1以外の芝のレースで着順掲示板を外す6着以下だったハンデ52kg以上馬は[0-0-0-34]。
■
トップゾーン……前4走ともG3以下戦を使用して1着のなかったハンデ52kg以上馬は、前年11月以降にG3戦3着内の好走があった馬を除くと[0-0-2-56]。
■
ネヴァブション……ハンデ58kg以上馬は[3-1-0-15]だが、前年秋9月以降に1800-2200mG1・G2戦3着内好走or前走G3戦連対があった馬を除くと[0-0-0-12]。ネヴァは久々11か月ぶり&9歳高齢&ハンデ頭58kgと悪条件揃い踏み。H16年、前年G2
大阪杯1着があった5歳
タガノマイバッハが8か月ぶりのレースでハンデ58kg1番人気支持も12着惨敗だった。
■
ネオヴァンドーム……2か月以上の休養馬は[1-0-4-22]で、このうち前走重賞戦3着内好走があった馬を除くと[0-0-3-21]。
■
ネオサクセス……前2走内に芝良・稍重の条件戦を使用して着外(4着以下)があったハンデ51kg以上馬は、前走重賞戦連対馬を除き[0-0-3-18]。
■
ミステリアスライト……右回りの芝を8回以上走って0-1勝(左回りの東京で行われたH8・14年を除く)のハンデ52kg以上馬は、前2走内にG1戦5着内・前走重賞戦3着内の好走があった馬を除き[0-0-2-30]。
■狙い
◎は
フェデラリスト。前走準OP戦3馬身差快勝の上昇度を買う。前走準OP戦勝ち馬は[3-1-2-13]だが、このうち、(a)前走準OP戦1馬身差以上勝ち、(b)ハンデ55kg以下、(c)前3走内に1000万以下クラス戦で0.5秒以上敗退歴なしor準OP戦で着順掲示板を外す6着以下なし、以上の3項目をすべてクリアしていた馬は[3-0-0-0]。
○は
アドマイヤコスモス。右回り芝のレースでの連対率が5割以上あった馬(H8・14年の左回り東京開催を除く)のうち、前走芝のレース斤量53kg以上の重賞戦3着内・OP戦連対・準OP戦1着・1000万戦1馬身差以上1着だった馬は[7-5-7-19]、3着内率5割の好成績。アドマイヤは右回り[2-0-0-0]で、前走重賞戦勝ち馬。
▲は前年の覇者
コスモファントム。ハンデ57.5kgが少々ネック。
△に
エクスペディション。1800-2000m芝良馬場[4-3-1-2]、連対率7割の中距離巧者。
☆に軽量51kg魅力の7歳
イケドラゴン。H6年10番人気逃げ切り1着の7歳
ヒダカハヤト型で、
ヒダカは過去にG3戦で12番人気2着激走歴があるのに、ハンデが前走時より5kgも軽い52kgだった。
イケドラゴンも5歳時にG2
目黒記念51kgで9番人気逃げ粘り2着激走歴があり、昨年の
金杯は15番人気7着も着差は0.3秒差。上昇気配&斤量前走比5kg減はおいしい。