【ジャック・ポット】
ヒットジャポットは、全勝ち鞍5勝のうち4勝がマイル。当該中山1600mに、1分32秒4という、メンバー中最速の勝ち時計を保持している。前走の
鳴尾記念は、2歳末の
朝日杯FS以来の重賞挑戦。1Fが長い1800mゆえ、最後のひと踏ん張りが利かず、0秒3差の5着に敗れたものの、中団の外から徐々に好位に取りつき、勝ち馬とともに直線中ほどで一旦は首位に躍り出ようかという勢い。ちなみにマイル通過は1分33秒4。勝負どころのラスト2F目のレースラップは11秒0というHレベルで、レースは展開。12月最終日の
ファイナルSの、
コスモセンサーの走破タイム・1分34秒2と比べると、レースの質の高さも一目瞭然だ。得意のマイル、OP特別なら順当に勝機。昨年の
ニューイヤーSは、
コスモセンサーが
ヒットジャポットを0秒1差に封印したが、力関係は逆転。二頭に割って入れば
ガルボ。前走の
阪神Cは、直線で終始前を塞がれ競馬にならず。前記コスモとは、パラダイスS・
キャピタルSと、秋の東京シリーズは1勝1敗。力量は互角とみていい。
スマートステージは去勢効果で
ディセンバーSを2着と上り調子。ただ、マイルは若干忙しい。
ホッカイカンティも、OP特別3勝と、素材は五分でも、前走が1秒差の12着。上積みを考慮しても連下までが妥当。連穴は、田辺騎乗の、叩き三戦
ストロングガルーダ。