【混戦】リフレッシュされて気配良好のマコトギャラクシーはコース適性も十分。自慢の末脚で差し切りを期待。素質高いムスカテールは着実に力をつけている。アカンサスは秋華賞4着の実力派。自己条件なら力は上。リヴェレンテは前走内容良好で昇級でも通用。素質がレースに結びついてきたエチゴイチエも上位が見込める。ケニアブラックは末脚安定。ヒシセンチュリーも差はなく要注意。

【二度イチエ】エチゴイチエのデビュー戦は、中山2000m。急坂の中山を、11秒0―11秒5の高速ラップで駈け抜けたことを、当コラムでも何度か記した。3歳2月デビューという遅いデビューゆえ、出世は遅れたが、三走前の東京戦は1分46秒0。前回の中山戦は、ひとムチもくれず、馬の気に任せての楽勝(横山典は前日、降着処分。外々を回し、丁寧すぎるくらいに、馬を扱うしかなかったのだが)。もう一丁を、その時に確信した。マコトギャラクシーは、中山2000m・1分59秒7で、一気差しの記録あり。1800mは、気持ち短いが、中山の急坂を得意としている実力派だ。アカンサスも、秋華賞4着。このクラスなら牡馬相手でも切れ味は互角。ムスカテールの三走前・鳴滝特別の、上がり33秒5が惑星。輸送が気がかりだが、リヴェレンテも、前回の上がりに本格化ムード。

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